優勝カップを掲げる主将のダニー(中央)らゼニトの選手たち [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
ロシア・カップ決勝が2日に行われ、CSKAモスクワとゼニトが対戦した。
今シーズンのロシア・カップは、2011年以来5年ぶり7度目の大会制覇を目指すCSKAモスクワと、2010年以来6年ぶり3度目の優勝を目指すゼニトの対戦となった。
試合は34分にゼニトのオレグ・シャトフがエリア内で倒され、ゼニトにPKが与えられる。これをキッカーのフッキが沈め、ゼニトが先制した。しかし、直後の36分にCSKAモスクワのアーロン・サムエル・オラナレが同点ゴールを奪い、1-1でハーフタイムを迎えた。
後半立ち上がりの56分、ゼニトは相手ゴール前でアクセル・ヴィツェル、フッキとパスをつなぎ、最後はアレクサンドル・ココリンが無人のゴールに流し込んで勝ち越しに成功。続く63分にはココリンがエリア内で倒され、この試合2本目のPKを獲得。再びフッキが決めて2点差とした。
さらに71分にはアルトゥール・ユスポフがダメ押しとなる4点目を決めた。このままゼニトが4-1でCSKAモスクワを下し、通算3度目のロシア・カップ制覇を果たした。
【スコア】
CSKAモスクワ 1-4 ゼニト
【得点者】
0-1 34分 フッキ(PK)(ゼニト)
1-1 36分 アーロン・サムエル・オラナレ(CSKAモスクワ)
1-2 56分 アレクサンドル・ココリン(ゼニト)
1-3 63分 フッキ(PK)(ゼニト)
1-4 71分 アルトゥール・ユスポフ(ゼニト)
By サッカーキング編集部
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