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オリンピック日本代表の“背番号の系譜”<10〜18番>

2021.07.13

東京五輪に臨むU-24日本代表 [写真]=Getty Images

 U-24日本代表は、12日に行われたキリンチャレンジカップ2021でU-24ホンジュラス代表と対戦し、3-1で勝利した。この試合で2得点を挙げたのが、MF堂安律。背番号10を託された同選手は早速、ファンの期待に応えてみせた。

 そこで今回は、直近5大会のオリンピックについて、登録選手たちの背番号を総覧し、その番号ごとの系譜をまとめてみた。本稿では、背番号10から背番号18までの選手を主に紹介する。

※カッコ内はオリンピック開催当時の所属クラブ
※東京オリンピックメンバーは7月13日現在の所属クラブ

▼背番号10

堂安律

[写真]=Getty Images

2021年 堂安律(PSV/オランダ)
2016年 中島翔哉(FC東京)
2012年 東慶悟(大宮アルディージャ)
2008年 梶山陽平(FC東京)
2004年 松井大輔(京都パープルサンガ)

 自国開催のオリンピックでエースナンバーを背負うのは堂安律。“レフティーの10番”となると、2000年のシドニー大会における中村俊輔以来となる。

▼背番号11

三笘薫

[写真]=金田慎平

2021年 三笘薫(川崎フロンターレ)
2016年 鈴木武蔵(アルビレックス新潟)
2012年 永井謙佑(名古屋グランパス)
2008年 岡崎慎司(清水エスパルス)
2004年 田中達也(浦和レッズ)

 歴代のA代表選手たちがつけてきた背番号11。過去の大会では、ストライカー色の強い選手たちが着用してきたが、今大会はドリブラーの三笘薫が11番をつける。

▼背番号12

谷晃生

[写真]=Getty Images

2021年 谷晃生(湘南ベルマーレ)
2016年 中村航輔(柏レイソル)
2012年 酒井高徳(シュトゥットガルト/ドイツ)
2008年 谷口博之(川崎フロンターレ)
2004年 菊地直哉(ジュビロ磐田)

 日本では“サポーター番号”として使われることが多い12番。オリンピックでGKが着用するのはここ2大会に限られ、それまではフィールドプレーヤーが着用してきた。

▼背番号13

旗手怜央

[写真]=鈴木颯太朗

2021年 旗手怜央(川崎フロンターレ)
2016年 興梠慎三(浦和レッズ)※OA
2012年 鈴木大輔(アルビレックス新潟)
2008年 安田理大(ガンバ大阪)
2004年 駒野友一(サンフレッチェ広島)

 川崎フロンターレでは47番をつけてきた旗手怜央。登録メンバーが最大22名となるオリンピックでは13番を着用する。

▼背番号14

冨安健洋

[写真]=Getty Images

2021年 冨安健洋(ボローニャ/イタリア)
2016年 井手口陽介(ガンバ大阪)
2012年 宇佐美貴史(ホッフェンハイム/ドイツ)
2008年 香川真司(セレッソ大阪)
2004年 石川直宏(FC東京)

 冨安健洋は、ボローニャでも着用している背番号14で東京オリンピックに臨む。2008年の北京大会では香川真司、2012年のロンドン大会では宇佐美貴史が着用した番号だ。

▼背番号15

橋岡大樹

[写真]=Getty Images

2021年 橋岡大樹(シント・トロイデン/ベルギー)
2016年 亀川諒史(アビスパ福岡)
2012年 齋藤学(横浜F・マリノス)
2008年 森本貴幸(カターニア/イタリア)
2004年 徳永悠平(早稲田大学)

 背番号15は橋岡大樹が着用。男子走り幅跳びの選手である、従兄弟の橋岡優輝と共に東京オリンピックに挑む。

▼背番号16

相馬勇紀

[写真]=Getty Images

2021年 相馬勇紀(名古屋グランパス)
2016年 浅野拓磨(アーセナル/イングランド)
2012年 山口螢(セレッソ大阪)
2008年 本田拓也(清水エスパルス)
2004年 大久保嘉人(セレッソ大阪)

 ストライカー、バランサー、スピードスターと、明確な特徴を持つプレーヤーが着用してきた背番号16。今大会も“街クラブ出身のドリブラー”である相馬勇紀に16番が託された。

▼背番号17

田中碧

[写真]=Getty Images

2021年 田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)
2016年 岩波拓也(ヴィッセル神戸)
2012年 清武弘嗣(ニュルンベルク/ドイツ)
2008年 李忠成(柏レイソル)
2004年 平山相太(筑波大学)

 DFからストライカーまで、さまざまなポジションの選手が着用してきた背番号17。東京オリンピックでは、攻守のリンクマンとなる田中碧に託された。

▼背番号18

上田綺世

[写真]=兼子愼一郎

2021年 上田綺世(鹿島アントラーズ)
2016年 南野拓実(ザルツブルク/オーストリア)
2012年 安藤駿介(川崎フロンターレ)
2008年 山本海人(清水エスパルス)
2004年 黒河貴矢(清水エスパルス)

 2012年のロンドン大会まではGKが背負ってきた背番号18だが、前回大会は南野拓実、そして東京オリンピックでは上田綺世と、アタッカーが着用。上田にとって、18番は鹿島アントラーズでも愛用する背番号だ。

▼背番号19~22 ※東京オリンピックのみ

林大地、町田浩樹、瀬古歩夢、鈴木彩艶

[写真]=Getty Images、宮地輝、清原茂樹、兼子愼一郎

19番 林大地(サガン鳥栖)
20番 町田浩樹(鹿島アントラーズ)
21番 瀬古歩夢(セレッソ大阪)
22番 鈴木彩艶(浦和レッズ)

 東京オリンピックだけの例外措置として、選手の登録数が18人から22人に拡大。バックアップメンバーだった4選手も正式メンバーとして登録され、19番から22番までの背番号が与えられた。彼らもオリンピック戦士として、活躍が望まれる。

(記事/Footmedia)

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