白熱のエールディヴィジ第26節 [写真]=Getty Images
エールディヴィジ第26節が17日から19日にかけて各地で行われた。
エールディヴィジ第25節終了時点で、2016-17シーズン以来となる優勝に向けて首位を走るフェイエノールトは、第26節で3ポイント差の2位アヤックスと対戦。敵地に乗り込んだフェイエノールトは5分にFWサンティアゴ・ヒメネスのゴールで先制に成功するも、3連覇がかかるアヤックスの反撃の前に、前半のうちに試合をひっくり返されてしまう。それでもフェイエノールトは52分にMFセバスティアン・シマンスキのゴールで同点とすると、86分にDFルシャレル・ヘールトロが値千金の逆転弾。試合はこのまま3-2で終了し、フェイエノールトが“天王山”を制して、勝ち点差を「6」に広げた。
日本代表DF菅原由勢を擁するAZは、トゥウェンテと激突。フェイエノールトの背中を5ポイント差で追走する4位のAZだが、序盤に2失点を喫してしまう。66分にFWイェスパー・カールションがゴールネットを揺らしたものの、反撃は1点止まりに。リーグ戦4試合ぶりの黒星となり、首位との差が「8」に広がっている。なお、菅原由勢は右サイドバックとして先発フル出場を果たした。
2戦連発中のMF斉藤光毅がスタメンに名を連ねたスパルタ・ロッテルダムは、残留を目指す16位エメンの敵地に乗り込んだ。試合はスコアレスで迎えた44分、左サイドでボールを受けた斉藤が、ドリブルで相手守備陣を切り裂き、ペナルティエリア内から右足のシュートを決めた。89分にはFWヴィトー・ファン・クローイが決定的な追加点を挙げて、2-0でエメンを撃破。3試合連続ゴールを記録した斉藤の活躍もあり、スパルタ・ロッテルダムはリーグ戦3連勝となっている。
本拠地にゴーアヘッド・イーグルスを迎えたユトレヒトは、41分にFWタソス・ドゥヴィカスのゴールで先制した。しかしその直後に追いつかれると、後半アディショナルタイムに痛恨の失点。1-2で逆転負けを喫している。なお、MF前田直輝はベンチ入りしたものの、出場機会は訪れなかった。
■エールディヴィジ第26節 全結果
フォレンダム 2-1 フォルトゥナ・シッタート
ユトレヒト 1-2 ゴーアヘッド・イーグルス
エメン 0-2 スパルタ・ロッテルダム
RKCヴァールヴァイク 1-3 NECナイメヘン
フローニンゲン 0-2 ヘーレンフェーン
エクセルシオール 4-1 カンビュール
アヤックス 2-3 フェイエノールト
フィッテセ 1-1 PSV
トゥウェンテ 2-1 AZ
By サッカーキング編集部
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