PSV U-23で指揮を取るファン・ニステルローイ氏 [写真]=Getty Images
PSVは次期監督候補として、元オランダ代表FWのルート・ファン・ニステルローイ氏を挙げているようだ。22日付でイギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。
PSVは2020年夏にロジャー・シュミット監督を招聘すると、今夏に行われたヨンハ・クライフ・スハール(スーパー杯)で戴冠を成し遂げた。エールディヴィジでは首位に立つアヤックスを勝ち点差「2」で追うとともにヨーロッパ・カンファレンス・リーグ(ECL)で準々決勝へ進出。しかし、同指揮官が今シーズン限りで退任することを明言しており、次期監督候補として、同クラブU-23で指揮を取るV・ニステルローイ氏が挙げられているようだ。
その一方で、V・ニステルローイ氏は「今ならはっきり言えるよ。PSVのトップチームに行くことはないだろう。まだその準備が出来ていない。私たちは、これまでに合意した軌道に乗り続けるべきだと思う。野心と意欲はあるが、今はまだ早すぎる」とトップチームの監督就任には時期尚早であることを口にしていた。
今回の報道によると、PSVはV・ニステルローイ氏の就任に加え、かつて3シーズンに渡って同クラブで指揮を取ったフレッド・ルッテン氏をアシスタントコーチに招聘することも画策。V・ニステルローイ氏も懸念点に挙げていた経験不足を補うためと伝えている。
現在45歳のV・ニステルローイ氏はPSV、マンチェスター・U、レアル・マドリードなどでプレーした経歴を持ち、エールディヴィジ、プレミアリーグ、ラ・リーガで得点王に輝いた。2012年にマラガで現役引退した同氏は指導者キャリアをスタートさせると、オランダ代表のアシスタントコーチやPSVのコーチ職などを務めている。
By サッカーキング編集部
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