アヤックス退団を示唆したマズラウィ [写真]=Getty Images
アヤックスのモロッコ代表DFノゼア・マズラウィが、来夏の移籍市場で同クラブを退団することを示唆した。23日、スペイン紙『アス』が報じている。
かねてからバルセロナを筆頭に複数のクラブが関心を寄せているマズラウィ。アヤックスとの現行契約が2022年6月30日で満了を迎えるマズラウィは「アヤックスに残る可能性は非常に低く、5パーセントくらいだろう。僕は新しいことにオープン」と告白。続けて「16年間ここでプレーしてきたし、アヤックスを去るにはいいタイミングだと思う」と来夏の移籍市場で同クラブを退団することを示唆した。
また『アス』によると、バルセロナは同クラブに所属するオランダ代表DFセルジーニョ・デストとのトレードを画策しているようだ。しかし、デストは同クラブ残留の意思を示しており、この提案を拒否した模様。それでも、バルセロナは今冬の移籍市場でマズラウィの獲得を目指すと報道している。
その一方、アヤックスは移籍金を伴う退団を受け入れる姿勢ではあるものの、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントへ進出していることから同クラブはマズラウィに残留を促す可能性もあると併せて伝えている。
今月にスーペルコパ・デ・エスパーニャ(スーパー杯)とコパ・デル・レイ(国王杯)で敗退し、ラ・リーガ第22節終了時点で首位レアル・マドリードと勝ち点差「15」を離されているバルセロナ。シーズン後半戦での巻き返しを図りたい同クラブは今冬の移籍市場でマズラウィを獲得して、チームの競争力を高めることができるのだろうか。
現在24歳のマズラウィはアヤックスの下部組織出身で2017-18シーズンにトップチームデビュー。右サイドバックを主戦場としている同選手は今シーズンここまでのエールディヴィジ16試合に出場し5ゴール2アシストを記録している。
By サッカーキング編集部
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