現在はオランダ代表としてEUROに賛成しているデパイ [写真]=Getty Images
リヨンに所属するオランダ代表FWメンフィス・デパイのバルセロナ移籍が近づいているようだ。スペイン紙『アス』が伝えている。
デパイを巡っては昨シーズンからバルセロナを率いるロナルド・クーマン監督が獲得を熱望していることが伝えられ、昨夏の移籍で合意に至ったことも報じられていた。しかし、財政難だったバルセロナは人員整理を進めることができず、デパイ獲得の資金を調達できなかったため、移籍は破談となっていた。
現在27歳のデパイは2017年にマンチェスター・Uからリヨンへ移籍すると、チームの中心選手として活躍。2020-21のリーグ・アンでは37試合に出場し20ゴール12アシストという数字を残しており、契約満了によりフリーで移籍できる今夏はその去就により一層の注目が集まっている。
現在はEURO2020にオランダ代表として参戦しているデパイ。オーストリア代表との試合を前に会見に出席した同選手は「僕がずっとバルセロナと交渉してきたこと、そして僕の夢がクーマンのもとでプレーすることだということは、全員が知っていると思う。今は待つ時間だがニュースがあると思う」と自身の去就について言及した。
クーマン監督は進退が不透明となっていたが3日に続投が発表された。同紙によるとデパイの加入は契約締結を待つだけのようだ。
By サッカーキング編集部
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