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登竜門リーグ、 エールディヴィジから今夏4大リーグへ移籍した有望株5選

2018.08.14

今夏の移籍市場でエールディヴィジから4大リーグにステップアップを果たした将来有望な若手5選手を紹介! [写真]=Getty Images

 ヨーロッパでは若手の登竜門として名高いオランダリーグ・エールディヴィジ。アヤックスやPSVを筆頭に、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグで度々上位進出を果たすなど、決してレベルは低くはない。が、いずれのクラブも育成に力を入れており、自前で育てた選手をより経済力の強いクラブに高額で売る、というスタンスを貫いている。

 ブラジルの怪物ロナウドは1996年にPSVでブレイクし、バルセロナに移籍してからわずか半年でFIFA最優秀選手賞を受賞した。ズラタン・イブラヒモヴィッチやルイス・スアレスら、若手時代にエールディヴィジを経てワールドクラスに成長した選手たちは数知れず。そこで今回、今夏の移籍市場でエールディヴィジから4大リーグ(イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア)にステップアップを果たした将来有望な若手5選手を紹介しよう。もちろん、今シーズンの活躍次第では堂安律も彼らに続く可能性は大いにあるだろう。

■ユスティン・クライファート(アヤックス → ローマ
FW オランダ代表  1999年5月5日生まれ(19歳) 171cm・67kg
昨季リーグ戦成績:30試合出場・10ゴール・5アシスト

[写真]=Getty Images


元オランダ代表FWパトリックを父に持つサラブレッド。中央を得意とした父と異なり、サイドを主戦場とするウインガー。2年目の昨季は先発のポジションをつかむとリーグ戦10ゴールを記録。すでにA代表デビューを果たすなど急速に評価を高めている。多くのクラブが獲得に乗り出す中、6月に移籍金約22億円でローマと5年契約を結び、父と同じく初の海外挑戦の舞台がセリエAとなることが決まった。
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■フィリップ・サンドラー(ズウォレ → マンチェスター・C
DF U-21オランダ代表 1997年2月10日生まれ(21歳) 188cm・76kg
昨季リーグ戦成績:23試合出場・0ゴール・0アシスト

[写真]=Getty Images


アヤックス・ユース出身。元ブラジル代表DFダビド・ルイスを彷彿とさせるカーリーヘアと攻撃的なプレースタイルが特長のセンターバック。ズウォレでの2年間で急成長を遂げ、今夏、プレミアのチャンピオンチームへ羽ばたいた。ボール扱いが上手く、本人が「世界最高の監督」と心酔するペップ・グアルディオラ監督の哲学にもマッチする逸材として期待される。
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■ジュニーニョ・バクーナ(フローニンゲン → ハダーズフィールド
MF U-21オランダ代表 1997年8月7日生まれ(20歳)178cm・74kg
昨季リーグ戦成績:33試合出場・1ゴール・5アシスト

[写真]=Getty Images


スピード、キープ力、パスセンスに優れ、セントラルMFを主戦場としながらもサイドバックやFWなど、様々なポジションをこなし、20歳ながらトップの公式戦120試合に出場した経験を持つ。キュラソー島にルーツを持ち、兄レアンドロはキュラソー代表としてプレーする。
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■アリレザ・ジャハンバクシュ(AZ → ブライトン
FW イラン代表 1993年10月8日生まれ(24歳) 180cm・78kg
昨季リーグ戦成績:33試合出場・21ゴール・12アシスト

[写真]=Getty Images


右サイドを主戦場とするウインガー。正確なラストパスでチャンスを演出するばかりでなく、多彩なシュートで得点を量産し、昨季はアジア人として史上初めて欧州主要リーグの得点王に輝いた。イラン代表としても40キャップを数え、2度のワールドカップに出場。
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■ジョシュア・ブレネト(PSV → ホッフェンハイム
DF オランダ代表 1994年3月20日生まれ(24歳) 181cm・74kg
昨季リーグ戦成績:32試合出場 ・1ゴール・5アシスト

[写真]=Getty Images


左右両サイドを器用にこなす攻撃的サイドバック。しなやかさとテクニック、スピードを持ち、打点のヘディングでゴールを脅かすこともあるオールラウンダー。PSVでの6シーズンで3度のリーグ優勝に貢献するなど国際的な評価を高め、自身初となる海外進出が決まった。

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