カイト氏が現役時代、2度在籍したフェイエノールトのユースチームの監督になることが発表された [写真]=Getty Images
フェイエノールトは5日、元オランダ代表FWディルク・カイト氏が来シーズンよりU-19チームの監督に就任することを正式発表した。
NIEUWS | Dirk @Kuyt is met ingang van komend seizoen de nieuwe trainer van Feyenoord Onder 19:
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— Feyenoord Rotterdam (@Feyenoord) April 5, 2018
現役時代、2度にわたって在籍したフェイエノールトで指導者になることが決定したカイト氏は「本当に楽しみにしている。今シーズン、テクニカルディレクターのマルティン・ファン・ヘールの助けを借りて、クラブを外から知ることができた。私は何度も練習場に顔を出してクラブの生命線であるユースチームの強化に没頭してきた。フェイエノールトで私のフットボールに関わる全ての時間を捧げたいと感じた。このクラブに大きな敬意を持っているよ。いくつかの選択肢があったが、U-19チームのコーチと話をして、最高の気分になったんだ」と就任の経緯を明かすとともに、意気込みを語っている。
カイト氏は1980年生まれの36歳。2003年にユトレヒトからフェイエノールトへ移籍し、2004-05シーズンにはエールディヴィジで得点王に輝いた。2006年夏には強豪リヴァプールへ移籍し、2012年からはフェネルバフチェでプレー。そして2015年夏にフェイエノールトへ復帰した。
昨シーズン、エールディヴィジ全34試合中31試合に出場し、チーム3位の12ゴールを記録。14日に行われた最終節のヘラクレス戦ではハットトリックを記録して3-1での快勝に貢献し、18年ぶりとなるリーグ制覇を果たした。それを置き土産にシーズン終了をもって現役から退いていた。