先制点をアシストしたハーフナー [写真]=VI Images via Getty Images
エールディヴィジ第21節が31日に行われ、フェイエノールトとFWハーフナー・マイクが所属するADOデン・ハーグが対戦した。ハーフナーはセンターフォワードで4試合連続の先発出場となった。
3位のフェイエノールトは、現在泥沼の4連敗中。ホームで2016年の初白星を挙げたいところだ。一方、11位につけるADOは前節のデ・フラーフスハップ戦で今シーズン初の連勝を狙ったが、1-3で敗れてしまった。不調のフェイエノールトを相手に再スタートを切りたい。
試合はフェイエノールトが押しこむ展開が続く。28分、ディルク・カイトが相手DFの裏にパスを出すと、シモン・グスタフソンのシュートがネットを揺らしたが、ここはオフサイドの判定で得点は認められなかった。
しかし、先手を取ったのはADO。41分、右サイドでルベン・スハーケンがボールを持つと、後ろを駆け上がってきたジャンニ・ザウフェルローンがアーリークロスを入れる。これをファーサイドのハーフナーが頭で折り返し、ケヴィン・ヤンセンが押し込んで先制点を奪った。
ホームでリードを奪われたフェイエノールト。44分、左サイドでFKを獲得すると、トニー・フィリェナのクロスからカイトがヘディングシュート。しかし、ここはわずかに枠の左に外れてしまい、同点ゴールとはならなかった。このまま1-0でADOがリードして前半終了を迎える。
後半もフェイエノールトが主導権を握ったが、追加点を奪ったのはADOだった。59分、中盤でボールを持ったダニー・バッカーが右サイドに展開すると、後方から駆け上がったザウフェルローンがこれを受けてエリア内に入ってシュート。これがゴールネットを揺らし、2点差をつけた。
フェイエノールトは62分にビラル・バシャチュコールを下げてアナス・アハフバールを投入し、まずは1点を返しにいく。
攻めるフェイエノールトは、83分にCKのチャンスからアハフバール、途中出場のスヴェン・ファン・ベークがヘディングシュートを放ったが、どちらもDFに阻まれてしまった。このまま2点のリードを守り切ったADOが今シーズン6勝目を挙げた。一方、フェイエノールトは5連敗でトンネルを抜け出すことができなかった。なおハーフナーはフル出場している。
次節、フェイエノールトは敵地でアヤックスと、ADOはホームでローダと対戦する。
【スコア】
フェイエノールト 0-2 ADOデン・ハーグ
【得点者】
0-1 41分 ケヴィン・ヤンセン(ADOデン・ハーグ)
0-2 59分 ジャンニ・ザウフェルローン(ADOデン・ハーグ)
By サッカーキング編集部
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