フィテッセ戦に先発出場したハーフナー(右)[写真]=VI Images via Getty Images
エールディヴィジ第13節が22日に行われ、FWハーフナー・マイクが所属するADOデン・ハーグとフィテッセが対戦した。ハーフナーは12試合連続の先発出場となった。
現在14位のADOデン・ハーグは、直近のリーグ戦5試合で1勝3分け1敗と勝ち切れない状況が続く。今節はホームに5位のフィテッセを迎えた。ハーフナーにとっては2013-14シーズンまで所属した古巣との対戦となった。
この試合で先手を取ったのはアウェーに乗り込んだフィテッセ。開始7分、前線にロングボールが送られると、エリア内でボールを受けたシェラン・イェイニが、胸トラップから落ち着いてゴール右下に流し込み、フィテッセが先制に成功する。
出鼻をくじかれたADOデン・ハーグにチャンス。16分、ゴール前のハーフナーへボールが渡り、ダイレクトシュートを放ったが、ここはGKエロイ・ロームの正面に飛んでしまい、決定機を逃す格好になってしまった。
しかし33分、ADOデン・ハーグが同点に追いつく。エリア手前でボールを持ったルベン・スハーケンがドリブルでエリア内右に進入。そのまま右足を振りぬくと、ボールはGKロームの脇下を抜けてゴール左下に決まった。
フィテッセは同点ゴールを許したが、すぐさま突き放す。37分、右サイドでFKを獲得すると、クロスボールをケヴィン・レールダムが頭で合わせてゴール。前半のうちに再びリードを奪った。このまま2-1で前半終了を迎える。
後半立ち上がりの51分、エリア内でハーフナーが倒され、ADOデン・ハーグにPKが与えられる。これをティモシー・デリクがゴール左下に決め、ADOデン・ハーグが同点に追いついた。
その後もADOデン・ハーグは何度かチャンスを迎えたが、勝ち越しゴールを奪うことはできず、2-2のドローに終わった。これでADOデン・ハーグの通算成績は、2勝7分け4敗となった。なお、ハーフナーはフル出場している。
次節、ADOデン・ハーグは敵地でフローニンゲンと、フィテッセはホームでNECと対戦する。
【得点者】
0-1 7分 シェラン・イェイニ(フィテッセ)
1-1 33分 ルベン・スハーケン(ADOデン・ハーグ)
1-2 37分 ケヴィン・レールダム(フィテッセ)
2-2 51分 ティモシー・デリク(PK)(ADOデン・ハーグ)
By サッカーキング編集部
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