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上位には意外な名前も!?…欧州5大リーグで現在“無敗継続中”のクラブをランキングで紹介

2023.03.09

上位にランクインしたクラブ [写真]=Getty Images

 日本代表FW伊東純也が所属するリーグ・アンのスタッド・ランスが好調だ。
 
 スタッド・ランスは、伊東の活躍もあって今年に入ってからリーグ・アンで無敗をキープ。それどころか、昨年9月からリーグ戦では黒星を喫しておらず、現時点で欧州5大リーグの中では最も敗戦から遠ざかっているクラブなのだ!
 
 それでは、欧州5大リーグで現在継続中の“連続無敗ランキング”を見てみよう。

[写真]=Getty Images
 

■7位以下

 
 プレミアリーグで首位を走るアーセナルは、先週末のボーンマス戦での劇的な逆転勝利を含め、直近「4試合」で無敗をキープ。そのアーセナルレアル・マドリードなど、6チームが現在「4戦無敗」となっており、ランキングの10位に入っている。
 
 7位タイには、マンチェスター・Cやリヴァプールといった世界的クラブに加え、リーグ・アンで残留争いを演じているオセールが「5戦無敗」でランクインした。来シーズンからチーム数が「18」に減少するリーグ・アン。今シーズンは4チームが2部へ降格するとだけあって残留争いも白熱している。オセールは19位まで順位を落とした時期もあるが、直近5試合で勝ち点「9」(2勝3分け0敗)を稼いで17位まで浮上。あと一歩で降格圏を抜け出せる位置まで来ている。

アーセナル

アーセナルボーンマス戦の逆転勝利で「4戦無敗」に


 

■6位:シャルケ 6試合無敗

シャルケ

吉田麻也も活躍しているシャルケ


 
 6位に入ったのが日本代表DF吉田麻也が最終ラインに君臨するシャルケだ。第11節から最下位に低迷していたシャルケだが、最近では状況が好転。第18節から第21節まで4試合連続でゴールレスドローというブンデスリーガ初の珍記録を生み出すと、その後も2連勝で現在は「6戦無敗」となっている。前節のボーフム戦に2-0で勝利して第10節以来となる最下位脱出を果たした。
 
 1年での2部降格を避けたい名門クラブは、リーグ戦の無敗を7試合に伸ばすべく、今週末は宿敵ドルトムントとの“ルールダービー”に臨む。
 

■4位タイ:ドルトムントアトレティコ・マドリード 8試合無敗

(上)ドルトムントと(下)アトレティコ・マドリード

好調を維持しているドルトムント(上)とアトレティコ・マドリード(下)


 
 4位に入ったのは、今月11日にシャルケとの“ルールダービー”を戦うドルトムントだ。1月に入ってからヨーロッパで最も好調な同クラブは、今月7日のチャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)でチェルシーに0-2で敗れるまで、公式戦10連勝を達成。クラブ記録となる新年からの連勝を果たしたドルトムントは、リーグ戦では直近「8試合無敗」。負けていないどころか、8連勝で一気に順位を上げて首位バイエルンと勝ち点で並んでいる。
 
 CLでは敗退したものの、リーグ戦では好調を維持しており、香川真司(現:セレッソ大阪)がマイスターシャーレを掲げた2011-12シーズン以来となる11年ぶりのリーグ制覇にも期待が寄せられる。そのため、今週末のシャルケ(6戦無敗)とドルトムント(8戦無敗)による“ルールダービー”はいつになく注目度の高いゲームとなるだろう。
 
 ドルトムントと同じく「8戦無敗」で4位に入ったのはアトレティコ・マドリードだ。彼らはシーズン序盤こそつまずいたが、FIFAワールドカップカタール2022後は安定した成績でラ・リーガ3位に浮上。最近10試合で敗れたのは1月8日のバルセロナ戦(0-1)のみとなっている。2月末のレアル・マドリードとの“マドリードダービー”にも引き分けて、リーグ戦では最近「8試合」に負けていない。今後どこまで無敗を伸ばすのか楽しみだ。
 

■番外編

 
 トップ3を紹介する前に、欧州5大リーグ以外も見てみよう。スコットランドでは日本代表FW前田大然や同FW古橋亨梧を擁して首位を走るセルティックがリーグ戦で「21戦無敗」を維持している。だが上には上がいる。フランス2部で首位を快走するル・アーヴルは8月6日の第2節に負けて以降「24戦無敗」という驚異的な強さを見せているのだ。

セルティック

国内で圧倒的な強さを見せつけているセルティック


 
 しかし、そんな彼らよりも無敗を維持しているクラブがある。それがセルビアのスーペルリーガで“敵なし”のツルヴェナ・ズヴェズダだ。この名門クラブは開幕からリーグ戦では一度も負けておらず「25戦無敗」。22勝3分け0敗の勝ち点「69」という圧倒的な成績を残している。
 
 無敗ではなく「連勝」になると、欧州5大リーグではドルトムントの「8連勝」が最長だ。他のリーグにも目を向けると、トルコの強豪ガラタサライが「13連勝」という成績を残している。
 
 反対に、現在最も勝利から遠ざかっているのはリーグ・アンで最下位に沈むアンジェである。第8節のニース戦に勝利して以降、泥沼の「18戦未勝利」となっている…。
 

■3位:ニース 9試合無敗

ニース

リーグ・アンで「9試合無敗」と波に乗るニース


 
 無敗ランクに話を戻すと、トップ3に入ったのはフランスのニースだ。前述通り、第8節のアンジェ戦に負けるなどシーズン序盤は不振が続き、1月にはリュシアン・ファーヴル監督を解任。そのまま低迷するかと思われたが、アシスタントコーチを務めていた36歳のディディエ・ディガール氏が暫定監督に就くと劇的な復活を遂げることとなった。
 
 ディガール政権になって以降、同クラブは一度も負けておらず、リーグ戦では最近「9試合」無敗を維持している。監督よりも年上の元ブラジル代表DFダンテや昨夏レスターから加入したデンマーク代表GKカスパー・シュマイケルを中心とした堅守で、ここ9試合でわずかに3失点。中盤には、元アーセナルのウェールズ代表MFアーロン・ラムジーやフランスの英雄であるリリアン・テュラム氏の息子ケフラン・テュラムもおり、話題性に富んだ魅力的なチームとなっている。
 

■2位:ブレントフォード 12試合無敗

ブレントフォード

強敵集うプレミアリーグで12試合無敗と好調のブレントフォード


 
 “世界最高”リーグで最も黒星から遠ざかっているのがブレントフォードだ。昨季からプレミアリーグに所属する同クラブは現在快進撃を見せており、10月23日の第13節アストン・ヴィラ戦(0-4)に敗れて以降、リーグ戦では「12戦無敗」をキープ。11月に敵地でマンチェスター・Cを撃破したほか、今年に入ってリヴァプールにも勝利。そして先月には首位アーセナルの本拠地に乗り込んで1-1のドローゲームを演じるなど、最近12試合は6勝6分け0敗の好成績を収めている。
 
 敵の力量に合わせて4バックと3バックを併用するブレントフォードは、ここまで勝ち点「38」でプレミアリーグ9位に着けている。ポゼッション率は下から3番目の43.1%だが、人数をかけた守備から前線のタレントを活かす素早いカウンターを完結させることを得意としている。そのため、敵が前に出てくるときほどチャンスとなり、今季プレミアリーグで先制した試合は9勝2分け0敗と無敗を維持しているのだ!
 

■1位:スタッド・ランス 18試合無敗

スタッド・ランス

伊東純也スタッド・ランスはどこまで無敗記録を伸ばすのか


 
 現在、欧州5大リーグで最も敗戦から遠ざかっているのがスタッド・ランスだ。今季は、開幕8試合でわずかに1勝(3分け4敗)と苦しいスタートを切るも、それ以降は安定した守備で結果を残している。9月18日に行われたリーグ・アン第8節のモナコ戦(0-3)に敗れて以降は一度も負けておらず、最近18試合の戦績は「8勝10分け0敗」。その間にわずか9失点という堅守を誇っている。
 
 攻撃面では、伊東のスピードとアーセナルからローン契約で加入しているイングランドU-21代表FWフォラリン・バログンの決定力が光る。バログンは2月のロリアン戦でのハットトリックなど、今季15ゴールで得点ランク4位に着けており、チームも「18戦無敗」で勝ち点を伸ばし8位まで順位を上げている。
 
 前節アジャクシオ戦にも1-0で勝利し、1946年以来となる5試合連続クリーンシート(無失点試合)のクラブ記録を達成。今週末は、前回黒星を喫した“因縁”のモナコと敵地で対戦する。この試合でも敗戦を免れれば、さらに無敗を伸ばすことになる。

(記事/Footmedia

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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