ナポリ、”司令塔”ジエリンスキとの契約延長を希望か…現行契約は2024年6月末まで

　ナポリが同クラブ所属のポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキとの契約延長を検討しているようだ。4日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。

　現在28歳のジエリンスキは、母国のザグウェンビェ・ルビンの下部組織出身。2011年夏にウディネーゼの下部組織へ移籍し、2012年11月に同クラブのトップチームデビューを果たした。その後はエンポリへの武者修行を経て、2016年夏にナポリに完全移籍で加入。すぐさまチームに適応し、セントラルMFや攻撃的MFの主力として活躍。ここまで公式戦通算299試合に出場し44ゴール39アシストを記録している。

　今シーズンもここまで18試合の出場で4ゴール6アシストをマークするなど、中盤でナポリの躍進を支えているジエリンスキ。報道によると、クラブ側はジエリンスキのこれまでの活躍とクラブへの貢献を高く評価しており、さらなる契約延長を検討しているという。ジエリンスキとナポリの現行契約は2024年6月末までとなっているが、他クラブへの流出を避けるためにも、クラブ側は同選手との新契約締結を希望しているようだ。

　ナポリは現在、契約交渉開始に向けて本格的に準備を進めている模様。契約延長のほかに、給与を含む条件面の改善についても検討しているという。依然として具体的な動きは見られないものの、近日中に交渉がスタートする可能性もあるようだ。

　巧みなボールタッチや正確無比のキックを武器にナポリの”司令塔”として君臨するジエリンスキ。プレミアリーグのクラブからの関心も噂される同選手だが、ナポリとの契約延長は実現するのだろうか。