豪州代表MFフルスティッチ、フランクフルトからヴェローナに完全移籍

　フランクフルトは1日、オーストラリア代表MFアイディン・フルスティッチがヴェローナに完全移籍したことを発表した。

　フルスティッチとヴェローナは2026年6月30日までの4年契約を締結。同選手とフランクフルトの契約が残り1年だったこともあり、ヴェローナがフランクフルトに支払う移籍金はおよそ50万ユーロ（約7000万円）となるようだ。

　現在26歳のフルスティッチは、2010年にオーストラリアを離れて渡欧。ノッティンガム・フォレスト、アウストリア・ウィーン、シャルケ、フローニンゲンの下部組織を渡り歩き、2017年4月にエールディヴィジでのデビューを果たした。2020年9月にフランクフルトへと完全移籍し、公式戦通算40試合で3得点を記録した。しかし、主力に定着することはできず、今季は負傷の影響もあってまだ出場がなかった。

　2017年6月にデビューを飾ったオーストラリア代表では、これまで19試合に出場。FIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選では9試合に出場し、昨年10月の日本代表戦で直接フリーキックを叩き込んだ。さらにアジアプレーオフのUAE戦で決勝ゴールを挙げ、大陸間プレーオフのペルー戦でもPK戦のキッカーを務めるなど活躍を見せ、オーストラリア代表を5大会連続6度目のW杯出場に導いた。