去就に注目が集まっているオーバメヤン [写真]=Getty Images
チェルシーが、バルセロナに所属する元ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤン獲得に向けて交渉を進めているようだ。22日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在33歳のオーバメヤンは、今年1月にアーセナルとの契約を解除し、フリーでバルセロナに加入。シーズン後半戦のみのプレーとなったが、公式戦23試合で13ゴールを記録し、チームのチャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得に大きく貢献した。しかし、今夏のポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキやブラジル代表FWハフィーニャらの加入により、ポジション争いが激化したことで去就には注目が集まっている。
そんなオーバメヤンに対し、攻撃陣の補強に動いているチェルシーが関心を示していることが明らかになっている。ドルトムント時代に師弟関係だったトーマス・トゥヘル監督もオーバメヤンの獲得を望んでおり、給与体系の問題を抱えているバルセロナとしても適正な価格のオファーが届けば、同選手の放出は認める方針と見られている。
報道によると、両クラブの交渉はここ数日で進展しており、すべての関係者は契約が成立すると楽観視しているという。なお、移籍金は1500万〜2500万ポンド（約24〜40億円）程度でまとまる模様で、すでにチェルシーはオーバメヤン本人と個人合意に至っていることも伝えられている。
なお、チェルシーはミランとの契約延長交渉が難航しているポルトガル代表FWラファエル・レオンの動向にも注視しているという。すでに今夏の移籍市場序盤で一度獲得を打診していたチェルシーはミランに断られていたものの、再び同選手の獲得の可能性を探っている模様で、契約延長交渉の動向次第で再び交渉に臨むことが報じられている。
By サッカーキング編集部
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