キム・ミンジェがナポリに加入した [写真]＝Anadolu Agency via Getty Images
ナポリは27日、フェネルバフチェから韓国代表DFキム・ミンジェが完全移籍で加入することを発表した。
イタリアメディア『スカイスポーツ』によると、ナポリがフェネルバフチェに支払う移籍金はおよそ2000万ユーロ（約28億円）となる模様。契約期間は2025年夏までの3年間となり、2年の延長オプションが付いているようだ。また、イタリア国外のクラブのみ行使可能な4500万ユーロ（約62億円）の契約解除条項が、来年夏から発生すると見られている。
現在25歳のキム・ミンジェは、“韓国のファン・ダイク”の異名を持つアジア屈指のセンターバック。2016年に慶州韓国水力原子力FCでデビューを果たし、翌年に全北現代モータース（韓国）へとステップアップ。全北現代では1年目から定位置を確保し、2017年と2018年のKリーグ1優勝に貢献した。
2019年に北京国安へと完全移籍し、同クラブでもレギュラーとして活躍。2021年夏にフェネルバフチェへと完全移籍すると、2021－22シーズンは公式戦39試合に出場した。
また、2017年8月にデビューを飾った韓国代表ではこれまで40試合に出場しているキム・ミンジェ。フランス1部のレンヌからも関心を寄せられていたが、イタリアの強豪へステップアップを果たすことになった。新天地では、チェルシーに完全移籍したセネガル代表DFカリドゥ・クリバリの後釜としての働きが求められる。