イタリアでも女子サッカー人気が加速 [写真]=Getty Images
イタリアサッカー連盟（FIGC）は26日、セリエAフェミニーレ（イタリア女子1部）について来シーズンからプロ化することを公式サイトで発表した。
FIGCの公式サイトによると、セリエAフェミニーレの規制改革が完了したことで、来シーズンからのプロ化にこぎ着けた模様。FIGCのガブリエレ・グラビーナ会長は「今日は重要な一日だ。女子サッカーの活動とプロ化を規定するための規則がようやく制定された」とコメントした。
セリエAフェミニーレは、FIGCの傘下で運営されている。同公式サイトによると、FIGCは過去3年間で女子サッカー部門に対して1,800万ドル（約23億円）を提供しており、女子サッカーの普及と発展に力を入れていることがうかがえる。
欧州の女子サッカー界は年々人気が上昇しており、23日に行われた女子チャンピオンズリーグ（WCL）準決勝ファーストレグのバルセロナ・フェメニ対ヴォルフスブルク戦では、試合が行われた『カンプ・ノウ』に9万1,648人の観客が訪れ、女子サッカーにおける観客動員数で世界最多記録を樹立した。セリエAフェミニーレのプロ化によって、イタリアでも、“女子サッカー熱”がさらなる高まりを見せるかもしれない。
By サッカーキング編集部
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