ピオリ監督、約1年半ぶりのホームのサポーターに「彼らの暖かさと熱意には感動した」

　ミランのステファノ・ピオリ監督がリーグ戦について言及した。29日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。

　同日に行われたセリエA第2節カリアリ戦に臨んだミランは、新加入FWオリヴィエ・ジルーの2得点などで4－1の勝利を収めた。これで開幕節からの2連勝を手にしたピオリ監督は、まず約1年半ぶりにホーム『サン・シーロ』に詰めかけたサポーターに対して「ファンの暖かさと熱意には感動した。私たちはその情熱を燃料にして、勢いよくプレーできた。確かにこのスタジアムではピッチへ私の指示がよく聞こえないかもしれないが、選手たちはそれぞれの役割をしっかりと理解してくれている」とコメントした。

　また、スタンドからFWズラタン・イブラヒモヴィッチが見守る中で活躍を見せたジルーを含め、今後の選手起用について「私はどんな状況にもオープンで、1試合ごとに最適なメンバーを選んでいく。2人のストライカーが必要と感じたら、迷わず2人を同時に起用するつもりだ。私は、ただ全員が出場可能な完全な状態に戻ることを願っている」と言及。

　そしてリヴァプール、アトレティコ・マドリード、ポルトと同組となったチャンピオンズリーグについての質問には「2年前に優勝したチームやラ・リーガで優勝したチームがいるため、非常に厳しい戦いになるだろう。しかし、これをチャンスと捉えて楽しまなくてはならないとも感じている」とその印象を口にした。

　ミランの次戦は9月13日、セリエA第3節でラツィオとの対戦を迎える。