かつてともにユヴェントスで過ごしたアッレグリ監督とブッフォン(写真は2018年) [写真]=Getty Images
6月にパルマ・カルチョへ20年ぶりに復帰を果たした元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが、自身の古巣ユヴェントスについて言及した。17日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。
アンドレア・ピルロ監督を迎えた2020-21シーズンのユヴェントスは、セリエAで4位に終わりリーグ10連覇を逃した。この結果を受け同クラブはピルロ監督を解任し、5月に2019年以来となるマッシミリアーノ・アッレグリ監督の復帰を発表。新シーズンの王座奪還へ向けて動き出している。
そんなユヴェントスで合計19シーズンを過ごしたブッフォンは、古巣について「ユーヴェはチームとして、スクデットを再び獲得するための資格を持っていると思う。2020-21シーズンはスーペルコッパ・イタリアーナを制したにもかかわらず、失望感が語られることが多い。アッレグリにはさらなるタイトルを求められるだろう。ただ、彼はユーヴェの復活へ必要なことを理解しているはずだ」と語り、復帰を果たした知将へ信頼を示した。
また、ブッフォンはEURO2020を制覇したイタリア代表についても「(ジョルジュ・)キエッリーニと(レオナルド・)ボヌッチの活躍に驚きはなく、非常に頼りになる存在だった。自尊心のある代表チームには、何人かの経験、堅実さ、そして確実性が必要だからね。とはいえ、私にとっては(マルコ・)ヴェラッティやジョルジーニョも素晴らしく感じられた。そして(フェデリコ・)キエーザと(ジャンルイジ・)ドンナルンマの活躍は、大きなサプライズだったよ」と語り、53年ぶり2度目となるヨーロッパのトロフィーを掲げたチームを称えている。