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ザニオーロ、今夏のEURO2020参戦は見送りか…コロナ陽性も影響して復帰に遅れ

昨年9月に左ひざを負傷したザニオーロ [写真]=Getty Images

 ローマに所属するイタリア代表MFニコロ・ザニオーロは、今夏に控えるEURO2020への参戦を見送るようだ。9日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

 現在21歳のザニオーロは、昨年1月のリーグ戦で右ひざ前十字じん帯断裂および半月板損傷の大けがを負うと、同年9月のUEFAネーションズリーグで左ひざの前十字じん帯を断裂。今季はリハビリに努めており、まだトップチームでの公式戦に出場することができていない。

 ザニオーロは7日、オーストリアのインスブルックで左ひざの手術を担当したフィンク教授と面談を実施。検査の結果、状態こそ安定しているものの、左ひざは右ひざと比べて10%ほど筋力が低下していることが明らかになった。両ひざのケガの再発を避けるため、筋肉を均等に鍛えることが重要となり、「そうでなければ、まるでバイクレースで片方のタイヤの空気圧を下げて走るようなものだ」と父イゴール氏は語る。フィンク教授は、ザニオーロの今後のキャリアを危険に晒すことを避けるためにも、現時点で「EURO2020に出場する」というリスクを冒すことを認めていないという。

 ザニオーロは1月に新型コロナウイルスの陽性反応を示して隔離を強いられたことで、当初のプランが狂ってしまったよだ。フィンク教授は、コロナ陽性による“失われた3週間”のため、復帰までさらに4〜6週間が必要となると見ている。4月末〜5月初旬に予定されている次の検診では、グループへの復帰やプリマヴェーラの試合への出場が許可される可能性があるものの、“奇跡”が起きない限りはEURO2020への出場が認められることはなさそうだ。

 父イゴール氏は面会後のザニオーロの様子について、「彼はショックを受けており、ひざを負傷した頃に戻ったかのようだった。今は少しずつ元気になってきたけど、心の中ではプレーしたいという欲求が抑えられていないんだ」と明かした。また、ザニオーロ本人は『ガゼッタ』紙に対して、「残念だけど、僕の目標は来年の(カタール)ワールドカップに出ることなんだ」と語っている。

 イタリア代表のロベルト・マンチーニ監督はザニオーロについて、「もう少し待ってみよう。彼は我々と一緒に活動しないだろうと70%わかっている」とコメント。一方、「彼は冷静でなければならない。彼には非常に長いキャリアがあるのだから、無理をしてはいけない、彼の健康が最も重要なのだから。いずれにしても、我々は彼の価値を知っているから、最後まで彼についていくよ」と復帰に慎重な姿勢を示している。

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