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サッカーキングユーザーが選出! ユヴェントスの9連覇に貢献した選手トップ10

2021.02.26

ユヴェントス9連覇のMVPは…? [写真]=Getty Images

 2011-12シーズンの無敗優勝に始まり、現在セリエAを9連覇中のユヴェントス。アントニオ・コンテ監督からマッシミリアーノ・アッレグリ監督、そしてマウリツィオ・サッリ監督へと指揮官が替わり、優勝しながら主力メンバーを大幅に入れ替える大胆な改革も行ってきた。

 スクデットを獲得した各シーズンを振り返ってみると、MVP級の活躍をした選手はたくさんいた。そもそもユヴェントスといえば、一人の選手が突出した力を発揮するのではなく、チームとしての一体感で粘り強く勝つのが“らしさ”でもある。それでもあえて「9連覇のMVP」を選ぶとしたら誰になるのだろうか。サッカーキングのユーザーに実施したアンケートの結果から、トップ10をランキング形式で紹介する。

[写真]=Getty Images

10位(12票)

カルロス・テベス
在籍期間:2013年〜2015年
公式戦96試合出場50ゴール

2連覇して迎えた2013-14シーズンにユヴェントスへ加入。アレッサンドロ・デル・ピエロの次の“10番”という重役を担いながら、1年目のセリエAで19ゴールを記録し、3連覇に貢献した。2年目の14-15シーズンもハイレベルのパフォーマンスを維持し、セリエAで20ゴール、チャンピオンズリーグで7ゴールと圧巻の活躍を披露した。

【選出したユーザーの声】
・10番を背負い、周囲を黙らせる活躍。勝負強さが過去10年に在籍した選手の中でトップクラスだった。
・攻守両面で圧倒的なパフォーマンス。
・CL準優勝に貢献。あの準優勝があったからユーヴェの価値が高まり、9連覇に繋がったと思う。

9位(13票)

ポール・ポグバ
在籍期間:2012年〜2016年
公式戦178試合出場34ゴール

2012年夏にマンチェスター・Uからフリーで加入。持ち前のテクニックを武器に1年目から存在感を発揮し、リーグ戦27試合出場5得点で優勝に貢献した。アントニオ・コンテ監督とマッシミリアーノ・アッレグリ監督のもとでインサイドハーフやトップ下、アンカーなどプレーの幅を広げ、技術だけでなく戦術面やメンタル面でも成長。15-16シーズンには10番を背負ってスクデット獲得に貢献した。

【選出したユーザーの声】
・誰と組んでも中盤を支配。攻守両面で中心選手だった。
・スーパーなシュート、テクニカルなドリブルやパス、ボールを奪われない強靭なフィジカル、中盤の選手に必要なあらゆる能力をあの若さで体得しているのを見て衝撃を受けた。
・背番号10を引き継ぎ、巨大なプレッシャーを背負ってもなお圧倒的なプレーを見せていた姿が印象的だった。

8位(17票)

アンドレア・バルザーリ
在籍期間:2011年〜2019年
公式戦281試合出場ゴール

2011年1月にヴォルフスブルクからユヴェントスへ移籍すると、すぐにレギュラーポジションを確保。11-12シーズンはコンテ監督のもとで開幕からフル稼働し、35試合に出場して9シーズンぶりの優勝に貢献した。以降はレオナルド・ボヌッチ、ジョルジョ・キエッリーニとともに鉄壁の“BBC”を形成し、8連覇を経験。また、新加入選手や若手選手にとっての頼れる“兄貴”として、ピッチ内外で多大な貢献を果たした。

【選出したユーザーの声】
・「ユヴェントスとはなにか」を体現してくれた選手。後輩選手達にユベントスでの振る舞い方を熱く語り、自らも泥臭い守備で勝利と安心を届けてくれた。
・苦しいときにチームを鼓舞し続けた。
・プレーやメンタリティが模範的。

7位(21票)

C・ロナウド

クリスティアーノ・ロナウド
在籍期間:2018年〜
公式戦117試合出場90ゴール

2018年夏にレアル・マドリードから加入。1年目の18-19シーズンはリーグ戦31試合出場21ゴールを記録し、セリエAの年間MVPに選ばれる活躍で8連覇に貢献した。2年目にはさらに得点数を上げ、33試合で31ゴールを記録。マウリツィオ・サッリ監督のもとで苦戦を強いられ、コロナ禍に見舞われるなか、エースとしてチームを9連覇に導いた。

【選出したユーザーの声】
・拮抗した場面で最後に決めてくれるのはC・ロナウド。
・年齢を重ねてもトップレベルを維持し、得点を量産している。
・この人のいるチームにタイトルあり。初年度からフィットする順応性はどんな功績より素晴らしいと思う。

6位(22票)

マンジュキッチ

マリオ・マンジュキッチ
在籍期間:2015年〜2019年
公式戦162試合出場44ゴール

2015年夏にアトレティコ・マドリードから加入。1年目はリーグ戦27試合出場10ゴールを記録し、同じく新加入のパウロ・ディバラとともにテベスの穴を埋めて優勝に貢献した。そして2年目の16-17シーズンにアッレグリ監督によって左サイドへコンバートされたことで、その存在感はさらにアップ。攻撃時には泥臭く、守備時にはサイドバックをカバーするほどの運動量でチームを支え、ファンのハートをつかんだ。

【選出したユーザーの声】
・闘志溢れるプレーに魅了された。
・FINO ALLA FINEの精神を体現した選手。
・勝負強さ、献身性、左サイドもこなした技術と頭脳。アッレグリ政権を支えたのは間違いなくマンジュキッチであり、マンジュキッチがいなければ9連覇は難しかった。

5位(26票)

マルキージオ

クラウディオ・マルキージオ
在籍期間:2006年〜2018年
公式戦389試合出場37ゴール

ユヴェントスの下部組織出身で、06-07シーズンにトップチームデビューを果たしたプリンチピーノ(小さな王子様)。9連覇の始まりとなった11-12シーズンにはキャリアハイとなる36試合出場9ゴールを記録するなど、セリエAベストイレブンに選ばれる活躍で優勝に貢献。本職のインサイドハーフだけでなくトップ下やアンカーとしてもプレーし、長きにわたってユヴェントスの中盤を支えた。下部組織時代を含めると約25年間をユヴェントスで過ごしたレジェンドだ。

【選出したユーザーの声】
・端正な顔立ちとは裏腹に泥臭いプレーも厭わない。ユヴェントスへの忠誠心、どんな状況でも最後まで走り続ける精神、正にクラブモットーであるFinoAllaFineの体現者だった。
・苦しい時代を知っているからこそ、プレーでチームを引っ張ってくれた。
・攻守両面でチームに貢献し、キャプテンシーも併せ持つマルキージオの存在によって安定性がもたらされた。

4位(33票)

ディバラ

パウロ・ディバラ
在籍期間:2015年〜
公式戦244試合出場98ゴール

2015年夏にパレルモから加入。ジネディーヌ・ジダンやアンドレア・ピルロが背負った伝統の21番を着けて1年目から躍動し、19ゴールを挙げて5連覇に貢献した。3年目の17-18シーズンには背番号を10に変更。プレッシャーに押し潰されることなくキャリアハイの22ゴールをマークし、チームの顔となった。19-20シーズンはコロナウイルスに苦しめられたものの、復帰後に圧巻のパフォーマンスを披露。チームを9連覇に導き、セリエA年間MVPに輝いた。

【選出したユーザーの声】
・チームの世代交代が上手くいった要因としてディバラの存在は大きい。
・違いを生み出せる選手。華のあるプレーでわくわくさせてくれる。
・ドリブル、パス、シュート、FKとすべてがハイレベル。毎シーズン結果を残し、大事な場面で点を取ってくれる。

3位(65票)

ピルロ

アンドレア・ピルロ
在籍期間:2011年〜2015年
公式戦164試合出場19ゴール

2011年にライバルのミランからフリーで加入。デビュー戦でいきなり2アシストを記録するなど、すぐさま中心選手に。11-12シーズンは37試合出場14アシストというハイパフォーマンスで無敗優勝に貢献した。その後も中盤の底で華麗にパスをさばき、2015年の退団までに4連覇を経験。そして今シーズン、10連覇を狙うクラブに指揮官として復帰した。

【選出したユーザーの声】
ユヴェントスの黄金期のキッカケを作った選手、礎を築いた選手は間違いなくピルロだと思う。
・ミランからユヴェントスへ移籍して見事な復活を果たし、第二のピークを迎えた。
・ピルロがいたからこそ、9連覇の始まりの優勝があった。

2位(118票)

ブッフォン

ジャンルイジ・ブッフォン
在籍期間:2001年〜2018年/2019年〜
公式戦681試合出場

説明不要のバンディエラ。2001年にパルマからユヴェントスへ移籍し、セリエB降格時にもデル・ピエロらとともに忠誠を誓った。9連覇のスタートとなる11-12シーズンは35試合に出場。わずか20失点で無敗優勝に貢献した。7連覇を果たした17-18シーズン終了後にユヴェントスを退団し、新天地にパリ・サンジェルマンを選んだが、19-20シーズンに復帰。出場機会は減ったもののピッチに立てばその安定感は健在で、何より精神的支柱としてチームに大きな影響を与えている。

【選出したユーザーの声】
・守護神として、キャプテンとして、9連覇への貢献度はナンバーワンだと思う。
・「強いチームには良いGKがいる」。まさにこの言葉が似合う選手。
・ポジショニングや反応速度、ボールを弾く方向などGKの基本のプレーを世界一のレベルで示す選手であることに加え、サポーターの心も動かすことのできる選手。

1位(234票)

キエッリーニ

ジョルジョ・キエッリーニ
在籍期間:2005年〜
公式戦525試合出場36ゴール

9連覇すべてを経験した唯一の選手であるキエッリーニが、2位のブッフォンに約2倍の差をつけて1位に輝いた。2005年にフィオレンティーナからユヴェントスへ加入。左サイドバックから徐々に主戦場をセンターバックへと移しながら最終ラインを支え続け、11-12シーズンに悲願のスクデットを獲得した。相手FWが嫌がる駆け引きと激しいタックルが武器だが、イタリアの名門トリノ大学を卒業している超インテリで、試合の流れや相手のプレーを読む能力も抜群。ブッフォンやボヌッチらが一度はチームを離れるなか、チームを鼓舞し続けて9連覇へ導いた貢献度の高さは、まさにMVPと呼ぶにふさわしい。

【選出したユーザーの声】
・なんといっても大黒柱。シーズンごとの貢献度で言えばほかにも候補はたくさんいるが、9連覇全体で考えるならキエッリーニがMVP。
・チームに安心感をもたらす精神的支柱であり、ハードマークは相手FWに対する脅威そのもの。
・9連覇すべてに貢献している。理由はこれだけで十分。

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