ミランのドンナルンマ(左)とチェルシーのケパ(右) [写真]=Getty Images
チェルシーは、ミランに所属するイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマの獲得を目指しているようだ。29日、イギリスメディア『Football Insider』が報じた。
チェルシーには現在、2018年夏にGK史上最高額の8000万ユーロ(当時レートで約100億円)でアスレティック・ビルバオから加入した25歳のスペイン代表GKケパ・アリサバラガが正GKとして在籍している。しかし、同選手はこの2年間、期待に見合うだけのパフォーマンスを披露できておらず、フランク・ランパード監督は新たな守護神の獲得を望んでいるようだ。
今夏に積極補強を行うチェルシーはこれまで、アトレティコ・マドリードのスロベニア代表GKヤン・オブラクやアヤックスのカメルーン代表GKアンドレ・オナナ、バーンリーのイングランド代表GKニック・ポープなど数多くのGKへの関心が伝えられてきた。しかし現時点でのターゲットは、ミランですでに公式戦203試合出場を果たしている21歳のドンナルンマだとされている。
チェルシーの情報筋が『Football Insider』に語ったところによると、チェルシーはミランに対し、ケパとドンナルンマのトレード移籍をオファーしている模様。実現した場合、両選手はまず、買い取りオプションが付帯したレンタル移籍で相手クラブへと移籍することになりそうだ。チェルシーは1年の“お試し期間”でドンナルンマを評価し、同選手を買い取るかどうかを検討するという。