飲酒運転による交通事故を起こした、バルセロナのアルトゥール [写真]=Getty Images
バルセロナに所属するブラジル代表MFアルトゥールが、飲酒運転による交通事故を起こした。17日に、スペイン紙『アス』が報じている。
アルトゥールは、これまでも数々の問題行動を起こしている。2019年2月には、レアル・マドリードとの“クラシコ”となったスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)準決勝ファーストレグの2日前に、パリ・サンジェルマン(PSG)所属のブラジル代表FWネイマールの誕生日パーティーに出席するためパリを訪問し、物議をかもした。2019年12月には、負傷中にもかかわらずアンドラへのスノーボード旅行を敢行し、批判を浴びている。
さらに、2019-20シーズン途中にユヴェントス移籍が決定すると、バルセロナからの扱いに不満を覚えたアルトゥールはブラジルに帰国。チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントを控えるチームへの帯同を拒否した。新型コロナウイルスの検査にも姿を現さなかったことで、クラブとの関係は悪化の一途をたどっている。
そして『アス』によると、アルトゥールの問題行動一覧には新しい項目が追加されてしまったようだ。現地時間17日午前4時、アルトゥールはフェラーリを運転していたところ、街灯に衝突。カタルーニャ州警察がアルコール検査を実施すると、アルトゥールから呼気1ℓあたり0.55mgの陽性反応が出たという。
同紙は、アルトゥールが6カ月から1年間にわたり運転免許を取り消されるだろうと主張。新シーズンは、トリノにあるユヴェントスのトレーニング場へとタクシーで通わなければならないだろうと報じている。