ユーヴェ戦でJ・ルカク(右)を起用しなかったS・インザーギ監督(左) [写真]=Getty Images
ラツィオは、20日に行われたセリエA第34節・ユヴェントス戦を1-2で落とした。首位との重要な試合で、ラツィオのシモーネ・インザーギ監督はベンチ入りさせたベルギー代表DFジョルダン・ルカクを最後まで起用しなかったが、これには懲罰的な要素が含まれていたようだ。20日に、イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』が報じている。
現在25歳のJ・ルカクは、2016年にラツィオへと加入した。主に左サイドバックを主戦場とし、今シーズンはセリエAで9試合に出場してきたJ・ルカクだが、S・インザーギ監督は20日のユヴェントス戦でJ・ルカクを起用せず。『スカイスポーツ・イタリア』によると、試合前にS・インザーギ監督が左サイドにオランダ人DFジャヴァン・アンダーソンを先発させることを明かし、これにJ・ルカクが激怒したことが原因とされている。
J・ルカクからすれば、左サイドのポジションを本職とする自分を差し置いて、普段は右サイドでプレーしているアンダーソンが起用されることに我慢がならなかったようだ。S・インザーギ監督は自らの決断に妥協することなく、J・ルカクを最後まで起用しないことで懲罰を与えたが、今後両者の関係性は修復されるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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