ブレシャのトナーリ(右)を絶賛したピルロ氏(左) [写真]=Getty Images
現役時代にミランやユヴェントスなどで活躍した元イタリア代表のアンドレア・ピルロ氏が、ブレシャに所属するイタリア代表MFサンドロ・トナーリを絶賛した。11日に、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。
現在19歳のトナーリは、ブレシャのユース出身。2017年8月に17歳でプロデビューを果たすと、2018年4月にはプロ初ゴールを記録した。イタリア代表としても、2018年11月に初招集を受けると、2019年10月のEURO 2020予選・リヒテンシュタイン戦で途中出場し、代表デビューを飾っている。
ブレシャでキャリアをスタートさせたことに加え、レジスタとしての能力や風貌などから“ネクスト・ピルロ”と呼ばれているトナーリについて、当のピルロ氏は独自の見解を語った。
「トナーリが私の後継者だという声をよく聞くよ。あくまでも私の意見だけど、選手としての彼は私に似ていないように思う。長髪であることと、ブレシャでプレーしているという点では、似ていると言えるだろうけどね」
「彼と私は別タイプの選手であり、攻守両面において彼は私よりはるかに優れているよ。何と言うか、私と他の選手をミックスさせたような、そんな選手さ。今、イタリアのMFで最も有望な選手だろう。細かいプレースタイルが違うので私の後継者だとは思えないけど、きっと素晴らしい選手になっていくよ」
ニコロ・デ・デビティーズ氏によるインスタグラム取材でこう語ったピルロ氏は、トナーリの明るい将来を約束した。