戦線復帰が近づくムヒタリアン [写真]=Getty Images
ローマのアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンは、ケガによる長期離脱からようやく復帰することになるようだ。3日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
今季アーセナルからのレンタル移籍でローマに加入したムヒタリアンは、序盤戦こそ得点に絡む活躍を見せたものの、その後は筋肉系の負傷が重なり、3ヶ月もの間戦線からの離脱を強いられている。チームは現在得点力不足に苦しんでおり、パウロ・フォンセカ監督も、イマジネーションと経験値を備えたムヒタリアンの不在に頭を抱えていると言われている。
そのムヒタリアンは先日、ついに別メニューで練習に復帰を果たし、7日のセリエA第23節のボローニャ戦での戦線復帰を目指しているという。現状だと、負傷が多く安定したパフォーマンスの見込めない31歳をローマが来季買い取るつもりはないとのこと。しかし、これからの後半戦で素晴らしい活躍を見せることができればクラブが考えを変える可能性もあることから、ムヒタリアンにとっては自身の去就のためにも重要な後半戦となる。