外国人選手たちが攻撃を牽引しているクラブたち [写真]=Getty Images
2019-20シーズンの欧州4大リーグ(リーガ・エスパニョーラ、プレミアリーグ、ブンデスリーガ、セリエA)は、後半戦に突入。今季も世界中から有能なタレントが集まり、ハイレベルなゲームが日々、繰り広げられている。
そんな中、どのクラブにとっても不可欠なのが、外国人選手だろう。グローバル化が進む欧州サッカーでは、サッカー選手の国籍は以前ほど大きな意味を持たなくなってきたが、自国選手にはない能力の持ち主として今も存在価値が高い。特に得点力は、有能な外国籍ストライカーに頼る傾向が強く、彼ら“助っ人”の活躍をよりどころにするクラブも少なくない。
そこで今回は、チーム総得点における外国人選手の得点比率を調査。欧州4大リーグで、外国人選手への依存度が高いクラブ、また有能な“外国人助っ人”を抱えるクラブ、トップ10をランキング形式で紹介する。なおデータは、移籍情報サイト『transfermarkt』を参照。また出生地と代表の国籍が異なる場合は、代表の国籍を優先する。果たして、1位に輝くクラブは――。
※以下、情報はすべて1月27日時点のもの
10位 ヘルタ・ベルリン(ドイツ)
チーム総得点:24得点
外国人選手の得点数(得点比率):20得点(83.3%)
昨年夏に加入したベルギー人FWドディ・ルケバキオ(5ゴール)や、主将を務める元ボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表FWヴェダド・イビシェヴィッチ(3ゴール)など、チーム総得点の8割以上を外国人選手がたたき出している。ドイツ人選手はダヴィー・ゼルケなど4名が得点者に名を連ねているが、いずれも1ゴールにとどまっている。
9位 ユヴェントス(イタリア)
チーム総得点:40得点
外国人選手の得点数(得点比率):34得点(85%)
セリエAの絶対王者が9位にランクイン。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがチーム最多の17ゴールをマーク。パウロ・ディバラとゴンサロ・イグアインのアルゼンチンコンビが5ゴールで、ロナウドに続く。イタリア人選手で最も多くのゴールを挙げているのは、DFのレオナルド・ボヌッチで3ゴールだ。
8位 バルセロナ(スペイン)
チーム総得点:50得点
外国人選手の得点数(得点比率):43得点(86%)
リーガ・エスパニョーラで、外国人選手の得点比率が最も高いのがバルセロナだ。チーム総得点「50」の86%は“外国人”が記録したもの。そのうち7割以上は、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(14ゴール)、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(11ゴール)、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(7ゴール)の3トップが奪ったものだ。
7位 ミラン(イタリア)
チーム総得点:22得点
外国人選手の得点数(得点比率):19得点(86.4%)
フランス人DFテオ・エルナンデス(5ゴール)、ポーランド代表FWクリシュトフ・ピョンテク(4ゴール)、クロアチア代表FWアンテ・レビッチ(3ゴール)と、チーム得点ランク上位3名を外国人選手が独占。ただ、ここまでのチーム総得点(22)はセリエAで6番目に少ない数字であり、電撃復帰を果たしたズラタン・イブラヒモヴィッチがカンフル剤となることが期待される。
6位 フランクフルト(ドイツ)
チーム総得点:31得点
外国人選手の得点数(得点比率):27得点(87.1%)
チーム最多7ゴールをマークしているのは、ポルトガル代表FWゴンサロ・パシエンシア。ドイツ人選手の得点は、セバスティアン・ローデ(2ゴール)とダニー・ダ・コスタ(1ゴール)の計3ゴールにとどまっている。なお、長谷部誠と鎌田大地はここまで無得点。後半戦でゴールを奪うことはできるだろうか。
5位 ホッフェンハイム(ドイツ)
チーム総得点:29得点
外国人選手の得点数(得点比率):26得点(89.7%)
チームトップタイの5ゴールを挙げているアルメニア代表FWサルジス・アダミヤンを筆頭に、オランダ人FWユルゲン・ロカディアが4ゴール、トーゴ代表FWイフラス・ベブーが3ゴールをマーク。彼らは全員、昨年夏に加わった助っ人たちで、補強が大当たりという好例だ。
4位 ヴォルフスブルク(ドイツ)
チーム総得点:20得点
外国人選手の得点数(得点比率):18得点(90%)
チーム最多の7ゴールを決めているオランダ代表FWワウト・ウェクホルストをはじめとして、10名の外国人プレーヤーが得点者に名を連ねる。ドイツ人得点者は、マクシミリアン・アルノルト(2ゴール)ただひとり。外国人得点比率はブンデスリーガ最高の90%を記録した。
3位 ウルヴァーハンプトン(イングランド)
チーム総得点:35得点
外国人選手の得点数(得点比率):33得点(94.3%)
チーム総得点「35」のうち、外国人選手の得点数は「33」。残りの2ゴールは相手のオウンゴールによるもので、“外国人得点比率”は実質100%と言える。中国の複合企業によるクラブ買収以降、敏腕代理人として知られるジョルジュ・メンデス氏のサポートもあって海外の有力選手を大量補強。チームトップの11ゴールを挙げているのはメキシコ代表FWラウル・ヒメネスであり、ディオゴ・ジョッタやルベン・ネヴェスといったポルトガル人選手だけで、チーム総得点の22.9%にあたる8ゴールを記録している。
2位 アーセナル(イングランド)
チーム総得点:32得点
外国人選手の得点数(得点比率):31得点(96.9%)
ウルヴァーハンプトン以上に外国人選手の得点比率が戦ったのが、アーセナルだ。その割合は96.9%でプレミアNo.1。イングランド人選手の得点は、DFカラム・チェンバースが挙げた1ゴールのみとなっている。もっともガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンへの依存度が高く、彼が挙げた14ゴールは、チーム総得点の44%にあたる。
1位 アタランタ(イタリア)
チーム総得点:57得点
外国人選手の得点数(得点比率):57得点(100%)
欧州4大リーグで外国人選手の得点比率が最も高かったのが、アタランタだった。現在、セリエA最多の57ゴールをたたき出しているが、その全ては外国人選手が奪ったものだ。アタランタと言えば、イタリア随一の育成クラブとして知られている。そのため、意外な結果に思えるが、今季に限ってはスカッドの8割以上が外国人選手であり、スタメン11人のうちイタリア人選手は1人だけという試合もあった。そのような状況下で、スロベニア代表MFヨシップ・イリチッチ(13ゴール)やコロンビア代表FWルイス・ムリエル(12ゴール)が得点源として活躍している。とはいえ、クラブが方針転換をしたわけではなく、下部組織には国産の有望な若手選手が数多く在籍しているという。彼らがトップチームに上がってくる頃には、お馴染みの光景がピッチ上に広がっているはずだ。
(記事/Footmedia)
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By Footmedia