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L・マルティネスが語るルカクとメッシ…「3カ月でイタリア語を覚えたんだ!」

インタビューに応じたラウタロ・マルティネス [写真]=Getty Images

 11月15日に発売となった雑誌『SOCCER KING』12月号では、「異変だらけの序盤戦、36のなぜ?」と題し、各国の序盤戦で生まれた36の疑問に迫っている。そんな雑誌『SOCCER KING』12月号から、一部コンテンツを公開! 今回はイタリアの名門・インテル復活のキーマン、ラウタロ・マルティネスのインタビューをお届けする。

インタビュー・文=セルヒオ・レビンスキー Text by Sergio Levinsky
翻訳=井川洋一 Translation by Yoichi Igawa
写真=ゲッティ イメージズ Photo by Getty Images

ルカクとは「すぐに打ち解けることができた」


──君は今季のインテルの前線でコンビを組むルカクと、実に良い関係を築いているように見える。欧州でも屈指の破壊力を備えた2トップと言える。

「ロメルが入団して、まずその大きくて頑丈な体に驚かされたよ(笑)。それは冗談として、彼はナイスガイでスペイン語も話すから、すぐに打ち解けることができた。いや、彼の言語力は本当にすごいんだ。もともとネイティブのフランス語とオランダ語のほかに、英語、ポルトガル語、スペイン語、スワヒリ語を話し、ミラノに来て3カ月でイタリア語を覚えたんだからね! プレーだけでなく、コミュニケーションに優れ、すでにチームでも重要な存在になっているよ」

──君のイタリア語は上達している?

「仲間とは問題なく会話できるようになってきたけど、まだまだメディアと話せるレベルではないよ(笑)。ガールフレンドは、『もうできるんじゃない?』と言ってくれるんだけど、自信がなくてね。年が明ける頃までには、実現できるといいんだけど」

──昨季途中までインテルのキャプテンを務めていたマウロ・イカルディは、ローンでパリ・サンジェルマンへ行った。彼は優れたストライカーである一方、多くの物議を醸してきた選手だ。彼がいなくなって、チームに変化はあったかい?

「いなくなった選手の話をしても仕方がないよ。僕はただ、彼がパリで成功することを願っている。さっそく、新天地でゴールを重ねているようだね。彼は偉大なストライカーだから、これをきっかけにまた活躍してくれるといいね」

──今年6月から7月にかけて開催されたコパ・アメリカでは、(招集されなかった)イカルディら先達を差し置いて、君が見事な働きを披露したね。

「ありがとう。本当に素晴らしい経験になったよ。メッシや(セルヒオ)アグエロという2人の偉大なアタッカーと一緒にピッチに立てただけでなく、2度もゴールを揺らすことができた。自信がついたよ。またチームには僕と同年代の若手も何人かいたから、すんなりと順応できたんだと思う」

「ボール扱いに度肝を抜かされた」

──メッシと同じチームでプレーしてみて、どうだった?

「これ以上ないほど誇らしかったよ。彼のボール扱いには、度肝を抜かされた。特にブラジル戦はキレが抜群で、ファウル以外に止める方法がなさそうだった。この大会で何週間もともに過ごしたから、僕らの間柄も親密になったんだ。それはピッチ上でのプレーにも好影響を及ぼしている」

──メッシはこの大会で真のリーダーになったと評する人は多い。彼はチームを代表して、明確で強いメッセージを発したりもしていたね。

「ああ、そんな発言を知って、僕らチームメートはとても興奮したよ。彼は真のリーダーであり、チームのことを考えて発してくれたんだ。若手が増えた今の代表に、彼のようなロールモデルがいてくれて、本当に助かっているよ」

──今の代表には、2014年のワールドカップで準優勝したチームのメンバーが、ほとんど残っていない。生まれ変わったとも言えるけど、その経験を知る人が少なくなったとも言える。

「僕はそんな風に考えないよ。日々、クラブでハードワークを重ねて成長し、代表に呼ばれた時はそれを還元したいと思っている。今の代表は世代交代の最中にあり、来年3月から始まるワールドカップ予選に向けて、最善の形を模索しているところだ。優秀な指導陣とともに一致団結し、チーム力を向上させ、2014年のチームが到達した場所を目指している」

──君のこれまでの代表での得点率は、ガブリエル・バティストゥータやディエゴ・マラドーナさえ凌ぐものだ。リオネル・スカローニ監督も、君を前線の主軸の1人に数えているようだ。

「うれしいかぎりだね。これからもそう考えてもらえるように、日々を大切にして、毎日少しでも上達できるように努力していくよ」

──実際、君を絶賛する人は少なくない。なかには、いずれ代表の主将となり、歴代得点記録を塗り替えるだろうと予想する人もいるくらいだ。

「そんな風に言ってもらえて、誇らしいよ。彼らの期待を裏切らないように、精進するまでさ。いつか、それらを実現するためにもね」

『SOCCER KING』2019年12月号

What’s Going On? 異変だらけの序盤戦、36の「なぜ?」

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