ミランの指揮官就任が噂される、スパレッティ氏(左)とピオリ氏(右) [写真]=Getty Images
低迷するミランがマルコ・ジャンパオロ監督の後任として、ルチアーノ・スパレッティ氏とステファノ・ピオリ氏に白羽の矢を立てているようだ。7日に、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が報じている。
長らくセリエAや欧州での覇権争いから遠ざかっているミランは、今夏にジャンパオロ監督をサンプドリアから引き抜いた。しかし、シーズンが始まると度々不安定な戦いを繰り広げ、現在はリーグ戦で13位と低迷している。
この現状を受け、クラブはジャンパオロ監督の後任となれる人材を探し始めた模様。一度はスパレッティ氏と個人同意に達したようだが、同氏が前所属先のインテルと2021年まで契約を結んでいたこと、インテルに多額の報酬を求めて争っていることもあり、現在はピオリ氏招へいに方針転換したとされている。
混迷を極める名門は、指揮官を代えて浮上のきっかけをつかむことができるのだろうか。