ファン・ダイク(左)、メッシ(中央)、C・ロナウド(右) [写真]=Getty Images
UEFA(欧州サッカー連盟)は15日、2018-19シーズンのUEFA男子最優秀選手賞のノミネート3選手を発表した。バルセロナ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ユヴェントス所属のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、リヴァプール所属のオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが選出されている。
同シーズンのメッシはチャンピオンズリーグ(CL)で得点王を獲得しただけでなく、ヨーロッパのリーグ最多得点者に贈られる“ゴールデンシュー”に3シーズン連続で輝いた。バルセロナのリーガ・エスパニョーラ2連覇に貢献した同選手は、2016-17シーズン以来2季ぶりとなるリスト入りを果たしている。
クリスティアーノ・ロナウドは2010-11シーズンに同賞が設立されて以来、9季連続のノミネートとなった。ポルトガル代表のキャプテンを務めてネーションズリーグ優勝を成し遂げると、自身は得点王を獲得。所属するユヴェントスではセリエA記録となる8連覇に大きく貢献していた。
ファン・ダイクはDFとして史上初のノミネートを果たしている。リヴァプールでは守備の要として君臨し、CL制覇の原動力となった。プレミアリーグではマンチェスター・Cと最後まで優勝争いを繰り広げたものの、最終的には2位でフィニッシュ。オランダ代表としても母国をネーションズリーグ準優勝に導いている。
同賞はヨーロッパのクラブに所属する選手の中から、スポーツジャーナリストの投票によって決定される。今月29日に行われるCL組み合わせ抽選会の場で再度3選手のみが対象となる投票が行われ、その場で最終受賞者が発表される。
また、最終ノミネートからは漏れたものの、トップ10に入った選手は以下の通り。
4位 アリソン(リヴァプール/ブラジル代表)
5位 サディオ・マネ(リヴァプール/セネガル代表)
6位 モハメド・サラー(リヴァプール/エジプト代表)
7位 エデン・アザール(チェルシー→レアル・マドリード/ベルギー代表)
8位 マタイス・デ・リフト(アヤックス→ユヴェントス/オランダ代表)
9位 フレンキー・デ・ヨング(アヤックス→バルセロナ/オランダ代表)
10位 ラヒーム・スターリング(マンチェスター・C/イングランド代表)