多くの選手を顧客に抱えるライオラ氏 [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uに所属するフランス代表MFポール・ポグバの移籍に関して、ポグバの代理人を務めるミノ・ライオラ氏がレアル・マドリードへ圧力をかけているようだ。6日付けで、スペインのスポーツ紙『アス』が報じた。
ライオラ氏はポグバをマンチェスター・Uから移籍させたいと考えており、その期限を8月8日と定めている(8日でプレミアリーグの移籍市場が閉まり、マンチェスター・Uが補強できなくなるため)。
しかし、レアル・マドリードへの移籍が取り沙汰されているポグバは、なかなか交渉がまとまらない状況が続いている。そんななかライオラ氏は、ポグバにはユヴェントスへ復帰する可能性があることをレアル・マドリードにちらつかせることで、何としても交渉を詰めたいと考えているようだ。
ポグバにとってユヴェントスは、輝かしい実績を築いた古巣。同胞のジネディーヌ・ジダン監督が率いるレアル・マドリードへの移籍がポグバの第一希望とされているが、イタリア王者への復帰も十分考えられる選択肢だとされる。
プレミアリーグの移籍期限まであとわずか。イタリア人敏腕代理人は、このビッグディールを完結させてしまうのだろうか。