2019.06.18

30年の在籍を経て…トッティ氏、ローマ退団へ「死んだ方が良い」

トッティ
トッティ氏はローマを退団することになった [写真]=Getty Images
サッカー総合情報サイト

 ローマのスポーティング・ディレクター(SD)を務めている元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ氏が、同クラブを離れるようだ。17日にイギリスメディア『BBC』が報じた。

 トッティ氏は1989年にローマのアカデミーに入団。1993年に16歳の若さでプロデビューを果たすと、2017年に引退するまで785試合に出場し307ゴールをマークした。全盛期はレアル・マドリードをはじめとする欧州の強豪クラブらが獲得に動いたが、ローマへの忠誠心を示し、移籍を拒否していたクラブの伝説的な選手である。

 同氏は現役引退後もローマに残留し、SDに就任。しかし、クラブの会長を務めるジェームズ・パロッタ氏と意見が衝突してしまったため、退団を決意したようだ。

 トッティ氏は次のように語っている。

「私はローマを退団することを決めた。こんな日は一生来るまいと願っていたが、クラブの技術的発展に携わることができなかったため、SDを辞任することも決意した」

「現役を引退するよりも悲しい現実だ。ローマを離れることは私にとって死を迎えるような感覚だ。死んだ方がマシと言っても過言ではない」

「このクラブは愛されて、応援されるべきだ。私を支持する者や、パロッタ氏を支持する者で対立するのではなく、ローマサポーターとして団結して欲しい。選手や会長、監督は離れていく日が来るが、クラブのバッジが消えることはない」

「クラブ側は私の意思や望みを知っていた。チームをどのように調整したいかなど全てを伝えていたが、彼ら側は私にそのような権利を与えてくれなかった。全決断に置いて私の意見を排除したんだ」

 トッティの退団は18年間クラブに在籍していた、元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシに続くものである。

ローマの幹部の中には、このクラブから生え抜きの選手らを排除しようとする者がいた。最終的には彼らの望み通りになった」

「もし私がローマの会長を務めていたら、クラブ一筋で戦ってきた私やデ・ロッシのような選手に全てを任せる。パロッタ氏は誤った考えを持つ者ばかりで周囲を囲って、彼らの意見にしか耳を傾けなかった。もちろん誰もが過ちを犯すが、8年間継続して同じ間違いを繰り返すことは何か問題があるだ」

 トッティ氏は来シーズンもデ・ロッシとともにローマの試合を観戦したいと述べていた。しかし「変装しないと90分間はスタジアムに止まれないかもしれない」とコメントを残していた。

 同氏はクラブに復帰する日は、新たな会長が就任する日だと述べ、パロッタ氏に対する不満を公言した。果たして今後、ローマはどのように変化していくのであろうか。

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