今夏の去就が注目されていたキエーザ [写真]=Getty Images
フィオレンティーナは6月3日、イタリア代表FWフェデリコ・キエーザが来シーズンも同クラブでプレーすることを発表した。
以前からキエーザはイタリア国内の強豪クラブであるユヴェントス、ナポリ、インテルだけでなく、国外のレアル・マドリード、バイエルンなどからの関心が取り沙汰されていた。クラブ側も適切なオファーがあれば放出を容認する姿勢を見せていると報じられており、今夏の去就が注目されていた選手の1人だ。
しかし、キエーザは来季もフィオレンティーナでプレーすることになるようだ。フィオレンティーナはクラブ公式HPを通じて以下のように声明を発表している。
「これまでにフェデリコの将来に関する数多くのニュースを見た。現在のオーナーはフェデリコがフィオレンティーナの選手であること、長期契約で結ばれていることを強調している。そのため、私たちの考えとしてはフェデリコは来シーズンもフィオレンティーナでプレーする。彼は現在構築中のチームにおいて、象徴的な選手だ」
現在21歳のキエーザはフィオレンティーナの下部組織出身で、2016-17シーズンのセリエA開幕戦でトップチームデビューを果たした。2017年5月にはイタリア代表に初招集され、昨年3月にデビュー。今シーズンのセリエAでは37試合に出場し6ゴール7アシストを記録した。