クリバリを擁護するメルテンス [写真]=Getty Images
ナポリのベルギー代表FWドリース・メルテンスは27日、自身のツイッターを更新し、人種差別的なチャントを受けた同クラブのセネガル代表DFカリドゥ・クリバリを擁護した。
セリエA第18節が26日に行われ、ナポリはインテルと対戦。この試合中にインテルの一部サポーターが、クリバリに対して人種差別的なチャントを浴びせたとして問題となった。クリバリは試合後、自身のSNSを通じて「僕はフランス人として、セネガル人として、そしてひとりのナポリの人間として自分の肌の色に誇りを持っている」とコメントしている。
同僚のメルテンスは27日にツイッターを更新。クリバリとのツーショットの写真に「僕は、君が最も美しい人の一人だと知っている。お願いだから変わらないでほしい。クソ達には反応しなくていい。共に立ち上がろう!」という文章を添えた。
You’re one of the most beautiful people I know, please never change. Don’t react to this b*llshit. Let’s stand together! #notoracism pic.twitter.com/8L13U5g9wV
— Dries Mertens (@dries_mertens14) December 27, 2018
また、リヴァプールのエジプト代表FWモハメド・サラーも28日にツイッターで「フットボールに人種差別をする余地はない。この世界のどこであっても人種差別の余地はない」とコメント。ユヴェントスのフランス代表MFブレーズ・マテュイディやインテルのアルゼンチン人FWマウロ・イカルディなどもSNSを通じてクリバリを擁護した。