2007年からナポリでプレーしているハムシク [写真]=Getty Images
ナポリに所属するスロヴァキア代表MFマレク・ハムシクが、自身のキャリアを回想。ドルトムント移籍に迫った過去を明かした。28日付のドイツメディア『スポーツビルト』が伝えている。
2007年からナポリでプレーし、今やクラブのアイドルとなったハムシク。かつて同クラブをスクデット(セリエA制覇)に導いた元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏との比較については、以下のようにコメントしている。
「マラドーナはナポリにとっての永遠のアイドルだ。それは分かっている。だから、比較されることには同意できないな」
ナポリ市内の私生活でも、その差を実感しているようだ。マラドーナ氏は愛車のフェラーリに鍵をかけなくても盗まれなかったという“伝説”が残っているが、ハムシクはすでに3度も強盗に遭っている。「残念ながら、僕はフェラーリに鍵をかけるよ。車も時計も盗まれた。まあ、このビジネスにはつきものだね」とハムシクは語っている。
そしてハムシクは、2016年にドルトムント移籍へ迫った過去も明かした。「交渉を進めていたのは事実だよ。でもドルトムントは、まずは選手を売却しなければならなかったんだ。そういった話が8月まで続いてね。ナポリでは合宿が始まったし、もう移籍する気がなくなったのさ」と経緯を説明している。
ちなみに、モヒカンがトレードマークのハムシクは現役引退まで髪型を変えるつもりはないという。
「毎朝、ジェルを使って、2、3分かけてこの髪型にする。僕のトレードマークだからね。現役でプレーを続ける間はこの髪型を変えないよ」
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト