トレーニングに臨んでいるユヴェントスのカルダラ [写真]=Juventus FC/Getty Images
ユヴェントスに所属するイタリア代表DFマッティア・カルダラの獲得を目指し、ドルトムントとチェルシーがオファーを提示したようだ。イタリアメディア『Sky』が19日に報じている。
カルダラは現在24歳で、今年6月にイタリア代表デビューを果たした注目のセンターバックだ。昨年冬の移籍市場でユヴェントスへ完全移籍で加入し、所属元のアタランタへレンタル移籍をする形でクラブにとどまった。
今回の報道によると、ドルトムントはカルダラ獲得に向けて移籍金3500万ユーロ(約45億9000万円)を提示。500万ユーロ(約6億6000万円)のボーナスも設定している。一方のチェルシーは移籍金3000万ユーロ(約39億3000万円)を提示したようだ。ただユヴェントスは、イタリア代表DFダニエレ・ルガーニがチェルシー移籍に迫っているとも報じられており、カルダラを易々と譲渡することはないとみられている。
カルダラは育成に定評のあるアタランタの下部組織出身。トラーパニ、チェゼーナへのレンタル移籍も経験し、2016年夏にアタランタへ復帰した。2017年冬にユヴェントスに移籍金1500万ユーロ(約19億7000万円)で移籍し、レンタル移籍でアタランタに残留。イタリア代表の将来を担うセンターバックとして期待を寄せられている。