UEFAから制裁を受けたミラン [写真]=Getty Images
欧州サッカー連盟(UEFA)は27日、ミランが今後2年間、UEFA主催の大会に参加できないと発表した。
UEFAによると、クラブ財務管理機関(CFCB)の審議委員会が、ミランがファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に違反したとして、来シーズンに出場する予定だったヨーロッパリーグ(EL)の出場権を剥奪した。これにより、今シーズンのセリエAで7位のアタランタが同大会のグループリーグに、8位のフィオレンティーナが予選に参加することが決まった。
なお、剥奪されるのは2シーズン中1つの大会だけであり、来シーズンに欧州カップ戦の出場権を獲得できた場合には再度出場権を剥奪されることはない。
ミランは昨夏、約240億円をかけてイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチやトルコ代表MFハカン・チャルハノールら一線級のタレントを獲得していた。