欧州各国から関心を集める存在となったM・サヴィッチ [写真]=Getty Images
ラツィオのイグリ・ターレSD(スポーツディレクター)が、セルビア代表MFセルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチの去就に言及した。イタリアテレビ局『SportItalia』が29日付でインタビュー内容を報じている。
今シーズン、セリエAで26試合に出場し9得点を挙げ、チームの絶対的な主力として活躍しているM・サヴィッチ。
同選手には、今シーズン限りでの引退を表明した元イングランド代表マイケル・キャリックの後釜を探すマンチェスター・U、同リーグのライバルであるユヴェントス、レアル・マドリードらが関心を示し、今夏に争奪戦を擦り広げることが予想されている。
しかし、ターレSDはまず「彼がどれくらいの価値を有しているか、それについて考えることさえしたくない」と話すと「いずれにしても、彼には8000から9000万ユーロ(約105〜118億円)を超えることは確かだ。セルゲイは我々にとって非常に重要な選手であり、まだ選手としてのピークにも達していないよ」と獲得を狙うチームに対し“牽制”した。
「ラツィオは選手に価値をつけたり、また、ミリンコヴィッチに対しまだ誰からも連絡を受けていないことを明確にしたい。昨夏にはこのレベルでオファーを受け取ったが、それは一切考慮されなかったよ。今は(移籍に)少し感心があるが、レアル・マドリードなどから連絡を受けたことは一度もないよ」
By サッカーキング編集部
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