2017.12.16

ミランがFFP違反回避を狙うもUEFAが却下…CEOは失望「早すぎた埋葬だ」

ミラン
今夏に大型補強を敢行したミラン [写真]=Getty Images
サッカー総合情報サイト

 ミランが行っていたファイナンシャル・フェアプレー(FFP)違反を回避するための申請が、UEFAに却下されたようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が、15日付で報じている。

 同メディアによると、今夏に新たな選手を獲得するため2億3000万ユーロ(約304億円)以上を費やしたミランには、現在FFPに違反する恐れが生じている模様だ。

 ミランに対する貸付を行っているヘッジファンドのエリオット・マネジメントは、1億8000万ユーロ(約238億円)に加えて1億2300万ユーロ(約162億円)という額をクラブに貸与しているとのこと。この2つに5000万ユーロ(約66億円)の利息を加えた金額を、2018年の10月までに返済しなければならないようだ。

 そのため、ミランは今後4年以内に収支の採算を合わせることができるという事業計画をUEFAに提出し、認められればFFPの許容額を超えた選手獲得が可能になる「ボランタリー・アグリーメント」という条項を申請していた。しかし、UEFAは以下のような声明を出し、同クラブが行った申請の適用を見送る方針を示している。

「ミランが行ったボランタリー・アグリーメントの申請内容について、UEFAのクラブ財務管理機関から独立した調査室が、提供されたすべての文書と説明を慎重に検討した結果、申請を適用しないことを決定しました」

「具体的に調査室が問題視したのは、2018年10月に払い戻される貸付金の借り換え、および主要株主から提供された財政的保証に関して不透明な部分が残っていることです。ミランは引き続き監視プロセスの下に置かれ、2018年の最初の月に改めて評価が下されるでしょう」

 これに対し、ミランのマルコ・ファッソーネCEO(最高経営責任者)はイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』に対して先週次のように話し、問題は生じないという考えを強調している。

「早すぎた埋葬だ。UEFAの委員会が行った要求は、客観的に言ってミランだけでなく全てのクラブにとって納得しかねるものだ。私は春までに借り換えをまとめられると確信しているよ」

 イタリアメディアによると、FFPに違反した場合にはイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマやイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチらの売却を余儀なくされる可能性もあるようだ。リーグ戦で7位と苦戦が続いているミランだが、ピッチ外でも難しい問題に直面している模様だ。

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