ベルナベウ杯に出場したジオバンニ・シメオネ(左)とルカ・ジダン(右) [写真]=Fotopress/Getty Images、Getty Images
親善試合「サンティアゴ・ベルナベウ杯」が23日に開催され、ホームのレアル・マドリードが、招待クラブのフィオレンティーナを2-1と逆転で破った。試合がキックオフされる前、サンティアゴ・ベルナベウでの“ある光景”について、23日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。
“ある光景”が見られたのは、先発メンバーがスタジアム内で発表された時。今夏の移籍市場でジェノアからフィオレンティーナに加入した22歳のアルゼンチン人FWジオバンニ・シメオネの名前が読み上げられると、サンティアゴ・ベルナベウのスタンドから大きなブーイングが起きたのだ。
ジオバンニ・シメオネは、アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督の長男。サンティアゴ・ベルナベウの観客たちは、“ライバルチームの監督の息子”ということに反応して、同選手にブーイングを浴びせたのだった。
今回がサンティアゴ・ベルナベウでの初めてのプレーとなったジオバンニは、無得点のまま途中交代という結果に終わっている。
一方、レアル・マドリードではジネディーヌ・ジダン監督の次男であるフランス人GKルカ・ジダンは後半からピッチに登場。ホームでのデビュー戦を無失点で終え、勝利に貢献している。
(記事/Footmedia)