2017.06.20

亡き息子へ捧ぐ…クロトーネ指揮官、“自転車でイタリア縦断”の公約果たす

ダヴィデ・二コラ
トリノに到着した二コラ監督(左) [写真]=LightRocket via Getty Images
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 クロトーネを率いるダヴィデ・二コラ監督が自転車でイタリアを縦断することに成功した。イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。

 クロトーネは創設107年目にして、2016-17シーズンがクラブ史上初のセリエAでの戦いとなった。セリエA第29節までは、3勝5分21敗と降格濃厚な状況に追い込まれていたが、第30節からは6勝2分1敗と、黒星はリーグ6連覇を達成したユヴェントスに敗れた一戦のみ。驚異的な巻き返しを見せ、最終節でついにエンポリを追い抜き、17位で奇跡的に残留を勝ち取った。

 実は2カ月前、二コラ監督はある公約を発表していた。それは「もしもチームがセリエAに残留できた場合、クロトーネの本拠地から自身の生まれ育ったトリノまで自転車で横断する」というもの。その公約を果たすべく、実際に現地時間9日にクロトーネの本拠地、スタディオ・エツィオ・スチーダを出発し、18日にトリノのヴィゴーネに到着した。

 二コラ監督は300人のファンに見守られ、無事トリノに到着。およそ1300キロの道のりとなったが「今のところ痛みなどはない。明日には疲れを感じるかもしれないが」、「私にとって何より大事なのは目標を達成できたこと。私が約束を守れたこと、多くの方が助けてくれたこと、そして道路を走るときの安全性を疑う人々の注目を集められたことが嬉しい。トリノで熱烈な歓迎を受けてワクワクしたよ」と笑顔を見せた。

 同監督が「道路の安全性」を挙げたのには理由があった。それは息子のアレッサンドロくんが2014年7月に、交通事故で亡くなっていたため。アレッサンドロくんは自宅付近でサイクリングをしていた最中に、バスと接触して14歳という若さで命を落としていた。同監督は今回の“自転車縦断”を亡き息子に捧げると語った。

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