セリエB昇格を決めたSSDパルマ・カルチョ1913 [写真]=Getty Images
セリエC昇格プレーオフが17日に行われ、パルマがアレクサンドリアを2-0で下し、セリエB昇格を決めた。
イタリアのエミリア=ロマーニャ州パルマを本拠地とするSSDパルマ・カルチョ1913は、シーズンを2位でフィニッシュ。プレーオフ予選で6位ピアツェンツァを2-0で下すと、同準々決勝でも9位ルッケーゼに4-2で勝利。準決勝では3位ポルデノーネをPK戦の末下し、決勝はアレクサンドリアを2-0で勝ち、セリエB昇格を勝ち取った。
パルマはコパ・イタリアを3度制覇した経験があり、セリエA有数のビッグクラブであった。2001年からは元日本代表MF中田英寿が所属したことでも知られている。しかし、財政難苦しんでいた2015年、ついに破産。ペナルティとしてセリエD降格を言い渡され、パルマは消滅していた。ところが、同年には「SSDパルマ・カルチョ1913」という名称で再スタートを切り、15-16シーズンのリーグでC昇格を決め、そして16-17シーズンもBへと昇格を決め、2シーズン連続で昇格を勝ち取っている。
来シーズンセリエBに昇格するチームは、クレモネーゼ、ヴェネツィア、フォッジャ、パルマに決定した。
By サッカーキング編集部
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