イタリア代表トレーニングでのブッフォン(右)とドンナルンマ(左)[写真]=Getty Images
ユヴェントスのイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが、自身の今後のキャリアと、“後継者”となる選手について言及した。大手メディア『ESPN』が伝えている。
現在39歳のブッフォンは今シーズンも不動の守護神として君臨し、公式戦43試合に出場。惜しくも初のチャンピオンズリーグ優勝は逃したものの、変わらぬ存在感を発揮した。しかしユヴェントスとの契約は2018年6月末までとなっており、同選手自身も2018 FIFA ワールドカップ ロシア限りでの代表引退を示唆するなど、今後のキャリアにも注目が集まっている。
現在ユヴェントスは同選手の“後継者”候補として、ミランの若きイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ、そしてアーセナルのポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーの獲得を目指していると一部報道で伝えられており、ブッフォンが「僕が考えても正しいチョイスだと思う」と称賛した。
「僕はいつも物事をきちんと捉えられるよう努力してきた。分別のある人間になろうとしてきた。ユーヴェがドンナルンマのような選手を獲得しにいくことは正しいし、そしてイタリア代表にとっても彼のような選手が適任だと思う」。
「監督が勝つための選手を選ぶのは当然のこと。新たなゴールキーパーを獲得するのは正しいことだし、僕にとっても大きなインセンティブになる。僕が39、40歳になるわけだから、自分の役割を果たすためにはハードワークしないと」。
「これ以上頑張れないという日が来たら、家にいるだけだ。そしたらシュチェスニーやドンナルンマ、(SPALに所属するイタリア代表GK)アレックス・メレトがレギュラーになる。彼らは能力のある選手たちだからね。僕は永遠にプレーできるわけではない」。
また引退後のキャリアについては「監督になりたいわけじゃない」とコメント。一方で「代表監督であれば日々の生活にあまり影響がないかもしれないけどね。でもとにかく長く、ハードなキャリアだったから少し休みたい」と発言し、特に明確なプランについては言及しなかった。
By サッカーキング編集部
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