FOLLOW US

主力2選手は50億円…セビージャ、流出阻止へ移籍金満額以外拒否の姿勢

2017.06.12

移籍が噂されるエンゾンジ(左)、ビトーロ(右) [写真]=Getty Images

 セビージャは移籍が噂されるスペイン代表MFビトーロ、フランス人MFスティーヴン・エンゾンジについて、契約解除金満額のオファー以外は受け付けないようだ。スペイン紙『マルカ』が11日に報じた。

 エンゾンジは今年の1月に契約を2020年まで延長したばかりだが、同紙によるとユヴェントスが獲得を狙っているという。しかしセビージャは4000万ユーロ(約50億円)の契約解除金を満たしたオファー以外には耳を貸すつもりはないようだ。

 ビトーロに関しても同額の契約解除金が設定されており、それ以下の額での交渉は受けつけない姿勢だ。しかしクラブはビトーロをチームの中心選手とみなしており、残留の優先順位はエンゾンジより高い。満額のオファーが届いたとしても、残留に向けて説得を続ける構えだという。

 ビトーロアトレティコ・マドリードからの関心が高いとされていたが、18歳以下の選手の獲得と登録に関する規定違反により、移籍市場における活動禁止処分が決まったため、撤退が濃厚だ。

 バルセロナビトーロの両サイドで幅広くプレーできる万能性を高く評価しており、今夏の獲得を目指しているが、高額な移籍金がネックとなっているようだ。

 マンチェスター・Cもビトーロ獲得を狙うチームの1つ。サイドアタッカーを務めていたスペイン人MFヘスス・ナバスが退団しており、補強が必要なポジションでもある。また資金も潤沢であり、ビトーロ引き抜きは十分に考えられる。

 エンゾンジは今シーズンのリーグ戦に35試合出場、ビトーロは30試合に出場しており、チームの主力として活躍していた。
 

By サッカーキング編集部

サッカー総合情報サイト

世界のサッカー情報を配信する国内最高峰のサッカー総合メディア。国内外の最新ニュース、コラム、選手インタビュー、試合結果速報、ゲーム、ショッピングなど、サッカーにまつわるあらゆる情報を提供している。

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO