モンテッラ監督(右)と試合後に握手する本田 [写真]=Getty Images
セリエA第37節が21日に行われ、ミランはホームでボローニャと対戦し、3-0と勝利を収めた。試合後、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督がイタリアメディア『Rai』のインタビューに応えた。
本拠地での最終戦を終えて、試合後には選手から胴上げされたモンテッラ監督。「いくつかの場面では、上手くいかなかったこともあったかもしれないが」と前置きしながらも、今シーズンのチームの戦いぶりに満足感を示した。
「シーズンにわたって、一定の結果を得ることができた。決して諦めることがない、このチームは信頼できるし、結束している。私を満足させてくれた。サポーターについても触れなければならないね。クラブの歴史を振り返っても、今はネガティブな時期にあるにもかかわらず、彼らは常に我々を応援してくれている。今シーズンは確実にポジティブなものだ。スーペルコッパ・イタリアでは勝てないような相手を倒し、コッパ・イタリアでは敗退したが誇らしく去った」。
また、この日の試合に58分から出場し、1点リードで迎えた73分に直接FKを決めた日本代表MF本田圭佑についても称賛を送っている。
「今日は、新しいフォーメーションで戦った。(コロンビア代表FWカルロス)バッカと(イタリア代表MFアンドレア)ベルトラッチは悪くはなかったが、少し間延びしてしまった。本田は上手く試合に入ったと思う。彼を称えなければならない。なぜなら、常に彼を起用してきた訳ではないからだ。一方、(チリ代表MF)マティ(アス・フェルナンデス)を途中出場させたのは、チームには変化が必要だと思ったからだ」。
ミランは6位フィニッシュが確定し、来シーズンのヨーロッパリーグ予選3回戦からの出場権を獲得。指揮官は「私は偉大なクラブで指揮を執っている。チームは満足感を与えてくれるだろうし、これから成長する可能性を秘めている。私は自分のやり方でチーム作りを進めている。喜んで指揮官を続けていくだろう」とコメントし、来シーズンも続投する考えを明かした。
By サッカーキング編集部
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