フィオレンティーナの次期監督最有力に挙げられたピオリ氏 [写真]=Getty Images
インテルの指揮官を解任されたステファノ・ピオリ氏が、来シーズンにフィオレンティーナの指揮官に就任する可能性が高いと、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が10日に報じた。
今シーズンの終了まで3試合を残して解任されたピオリ氏が、フィオレンティーナの次期監督に就任するとの見方が強まっている。フィオレンティーナは、パウロ・ソウザ監督を今シーズン限りで契約を満了させる意向で、2018年6月30日までの契約延長オプションも行使しないことを既に決定しているという。サッスオーロのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督やワトフォードのヴァルテル・マッツァーリ監督も後任候補に挙がっているものの、ピオリ氏を推す声が高まっているようだ。
現在51歳のピオリ氏は、2003-04シーズンにセリエBのサレルニターナで監督デビュー。その後、パルマやキエーヴォなど、イタリア国内のクラブを複数率いた。2014年夏から今年4月までラツィオの指揮を執り、就任1年目でリーグ3位とコッパ・イタリア準優勝を果たした。その後、昨年の11月8日にインテルに就任。一時は立て直したものの、セリエA第28節のアタランタ戦で勝利したのを最後に白星から遠ざかり、今月7日に行われたリーグ第35節のジェノア戦で3連敗を喫して7試合未勝利となり、9日に解任されていた。
By サッカーキング編集部
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