インテルと江蘇蘇寧のSDに就任することとなったサバティーニ氏 [写真]=Getty Images
中国の江蘇蘇寧は10日、ヴァルテル・サバティーニ氏をスポーツディレクター(SD)に迎えたことを正式発表した。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
現役時代にローマなどでプレーしたサバティーニ氏は現役引退後に、ラツィオのユース部門の責任者を務め、元イタリア代表DFアレッサンドロ・ネスタやFWマルコ・ディ・ヴァイオを発掘。その後は、ペルージャやパレルモなどで幹部を担い、2011年にはアメリカ資本となったローマのSDに招へいされ、昨年10月までその任務を務めた。
サバティーニ氏は、スニン・スポーツが所有するクラブのSDで、江蘇蘇寧だけでなく、インテルのSDも兼任することとなった。中国で就任会見に応じた同氏は「私の使命? 勝利を取り戻させなければならない。私は野心家だ。インテルも江蘇も世界的なクラブにすることが必要だ」と意気込みを語った。