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ローマ指揮官、トッティの起用問題で不快感「もし過去に戻れるのなら…」

2017.05.08

ローマを指揮するスパッレッティ監督 [写真]=Getty Images

 ローマのルチアーノ・スパッレッティ監督が、元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティの起用問題で、強い不快感を示した。イタリア紙『トゥットスポルト』が7日に報じた。

 7日に行われたセリエA第35節、4-1とミランに勝利したスパッレッティ監督だったが、試合後に笑顔はなかった。イタリアメディア『メディアセット』のインタビューでは「次の試合では、投票で先発メンバーを決めよう。2-0の場面では、私は穏やかではなかった。サラーは疲れていたので、(イタリア代表FWステファン・)エル・シャーラウィの起用を選択した。得点を決めてリードを広げたかった。サポーターには申し明けない。それしか言い様がない」と話し、トッティを起用しなかった経緯を説明した。

 続けて「もし過去に戻れるのなら、私はローマを指揮していないだろう。ローマにやってきた最初の日に私が述べたことが、いまだに繰り返して同じことが話題となっている。この重要な時に、重要な試合に勝利した選手たちが称賛されて然るべきだ」とトッティにばかり注目が集まっていることに嫌気を示した。「私は侮辱され、トッティを最後の5分に出場させてきた。今日はトッティを出場させなかったことで、『どうして出場させなかったのか?』と質問が飛んでくる。残念でならない。トッティはトレーニングでは、本当にクオリティーを持っていることを示している。ただ、私はほかの選択もしなければならない」と語り、起用法にばかり注目が集まっていることに不満を見せた。

 ローマは次節、14日にユヴェントスとホームで対戦する。

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