チーム最低点をつけられた長友 [写真]=Inter via Getty Images
セリエA第34節が30日に行われ、日本代表のDF長友佑都はナポリと対戦した。長友は先発出場を果たし、3試合連続のスタメン出場となった。
勝利に貢献したかった長友だったが、43分に悲劇が起こる。ナポリのイタリア代表FWロレンツォ・インシィーニェのクロスに対応した長友は、右足でクリアしようとしたものの、自分の後ろにそらしてしまい、スペイン代表FWホセ・カジェホンのゴールを“アシスト”してしまった。試合はこのまま終了、インテルはこれで6試合未勝利となった。
イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、同試合の採点を発表。長友はチーム最低点の「4」をつけられ(最低1点、最高10点)、「カジェホンにふりまわされた。ナポリが1-0となるボールを、カジェホンにプレゼントするほど狼狽した。重量オーバーの独身者から、妻帯者による公園のミニゲームでやるような軽率なプレー。少しも読み取るのは難しくないボールを、コーナーに逃れようとしたプレーは明らかに受け入れられないものだ」と酷評された。
なお、インテルの最高得点を記録したのは、元スロヴェニア代表GKサミール・ハンダノヴィッチで、「7.5」を記録。マン・オブ・ザ・マッチには、決勝点を記録したカジェホンが同じく「7.5」点で選出された。
インテルは17勝5分12敗の勝ち点「56」の7位。来シーズンのヨーロッパリーグ出場圏内である4、5位を目指して、7日にジェノアと対戦する。