勝ち点1を獲得したミラン。本田は16試合連続出番なしで試合を終えた [写真]=Getty Images
15日に行われた“ミラノ・ダービー”は痛み分けに終わった。6位のミランと7位のインテルの勝ち点差はわずか「2」と互いに負けられない一戦は、2-2の引き分け。有料メルマガコンテンツ『CHANGE THE WORLD by KSK』で試合を振り返った日本代表MF本田圭佑は、「妥当な結果」と総括した。
前半に2点のリードを許したミラン。83分にDFアレッシオ・ロマニョーリが1点を返したものの、本田が「正直、最後のCKまでは追いつくのは難しいと思っていました」と語るとおり、逃げ切りにかかるインテルの固い守備を崩すのは難しいと思われた。しかし、アディショナルタイムに劇的なゴールが生まれる。右CKがファーサイドに流れたところをDFクロスティアン・サパタが押し込んだ。
同点弾が決まると、本田がベンチを飛び出す。サパタの元へと真っ先に駆け寄り、喜びを分かち合う姿が中継画面に映し出された。本田はその経緯を次のように明かす。
「サパタとは仲がいいから。試合前に『ゴールを奪ったらお前のところに行くから』と、僕に言っていたんですよ。正直、本当に取ると思っていなかったんで、話半分に『おお、取れよ』と返していた。そうしたらホンマに取った。そのあげく喜びすぎて僕のところにくるのを忘れていた。だから僕が『忘れてるやんけ!』と言いながら近づいて祝福したという感じです」
セリエAで166回目となった伝統の一戦。結果はドローだったが、勝利を掴みかけていたインテル側と土壇場で追いついたミラン側の表情は明らかに違っていた。
「見えないプレッシャーがダービーには存在する。画面で見るほど簡単な試合じゃないですよね。要は普通のことをするのが難しい試合。基本的にダービーは、普通のことができないと考えた方がいいです」
その他、『CHANGE THE WORLD by KSK』の「REVIEW」ではMFスソとインテルのDF長友佑都との攻防や、ミランの新オーナーであるロッソネーリ・スポーツ・インベストメント・ルクセンブルグ社について語っている。
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