ミランの株式譲渡完了が再延期されると報じられている [写真]=Getty Images
日本代表MF本田圭佑が所属するミランの中国資本グループ『シノ・ヨーロッパ・スポーツ』への株式譲渡完了が再度延期されると、2月28日付のイタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』など複数のイタリアメディアが報じている。
同クラブは昨年12月8日、当初は同月12日に完了する見通しだった中国資本グループへの株式譲渡完了が2017年3月3日に延期されると正式発表していた。報道によると、その期日が間近に迫り、再び延期になる可能性があるという。
ミランの親会社であるフィニンヴェスト社にすでに1億ユーロ(約119億円)の手付金を2度支払っている中国資本グループは、3日までに残りの3億2千万ユーロ(約380億円)を支払うことになっているが、資金不足のために期日までの支払いができないという。再び1億ユーロを手付金として支払い、31日まで株式譲渡完了が延期されることになると、同紙は伝えている。
昨年12月の株式譲渡完了延期が今冬の移籍市場での動向にも影響を及ぼしただけに、ミランにとって再度の延期は悩ましい問題となるに違いない。